一覧 内容 新着順
P   T        ページ 1 2 3 4 5 6 7 8


. 週間作業報告R  
…と題して本編に文章を、と考えたのは一瞬。今夜は(も)こちらで簡易的に済ませることにします。
 5日(火)は久びさに授業進行(「現代造形文化論II」)に失敗しました。体調不良のところにマイクの不調が重なったことが大きな要因ですが、いわゆる面白みに欠ける抽象絵画を画家たちが手がけ始める歴史的事情の面白さを語るべき、この半期授業の要所を、文字どおり面白くなく語ってしまったと思います。否、他の科目はそうでもないのに今期はこの、自身の専門のはずの領域で、全体的にハズし気味です。立て直しが急務です。
 授業関係では他に、前週からのひょんな流れで「マルコムX」の話題をとりあげた7日(木)の「表象批判II」が印象的でした。映画のラスト部分(「黒人」少年少女たちが「I am Malom X!」と叫んで立ち上がる場面)で、何人かの学生が涙していることに気づいたからです。星条旗がメラメラと燃やされる、あの9.11テロ以降では考えられない映像で始まるこの3時間を超える作品から、講義内容に関係する20余分を選択・編集している前夜の時点では、そうした事態はまったく予期されませんでした。
 授業といえば、近未来の話ですが16日(土)にわが文学部学生の保護者(大学生なのに!)150名ほどの前で、模擬講義をおこないます。またしても「断れない」性格が招いた負担で、カルチャーセンターなどで話すのとはまったくちがったプレッシャーを、それなりに感じています。「ヌードの発明――西洋美術史のひとコマ」とは、まあ見え透いたタイトルですが、作品図版(静止画)のみならず動画なども組み込んだ美麗パワーポイント・ファイルを用意して、それなりにショッキングな体験となるよう、企んでいます。
 脈絡はありませんが、細君の骨折(ヒビ)の件。数日前に足のガードをはずすまでに回復し、そのおかげで買い物などの作業から解放されていました。保育所にも今日の「保育所まつり」(いわゆるバザー)から復帰したので、間もなく送迎も担当できるようになるでしょう(まだ足を踏ん張れないので後部席に子を載せての運転はあぶない)。
 ――うん、そうしたら、日記の不調(今夜は字数は800字を超えていますが文章自体に張りも何もないので本編用に切り替えようという気が起こらない)をそうした私事のせいにできなくなりますね。
モダニスト 2002/11/10日23:25 [168]


. Cさんへの手紙――別稿・ブラームスはお好き?R  
 数日遅れとなりましたが、約束どおり感想を記します[いろんな意味で私生活が不調なのでまたしても私信を日記[本編[181]の補足]用に。字数はどうしても800字には収まらないのでこちら[=2]に記します。]
 まずメインのP協。P協にかぎらず、ブラームスの協奏曲は大好きです(趣味が悪いのは承知してます)。じっさい、大学の教員紹介ページで「指揮者かチェリストになりたい」と書くときのチェリストとは、勇ましくドヴォ・コンを弾いてしまうロストロみたいなソリストではなく、そのP協第2番アンダンテ楽章のチェロ首席用メロディを弾きたいがため(わがシュタルケルのシカゴ響首席時代のCDが出ています)。で、その伝でいって指揮者になりたいと書くのも、P協第1番でグールドと意見が合わず、でもコンサートは開かねばならないのでやむなく演奏前にその不一致/そして今宵はソリストの言い分にしたがって振る旨を言い訳したあのバーンスタインのような経験をしたい、といったような意味なのでした。つまり、ともにブラームスのP協絡みというわけ。
 で、当日の演奏ですが、ソリストのUさん。すごいですね、この難曲を最後まで楽々と弾き切ってしまう。かつてプロのオケをバックにして息も絶え絶えの演奏をしたピアニストを目撃したことがある人間からすると、まさに爽快でしたが、不満があるとすれば、ブラームスはもう少し暗くもあってほしい(笑)。
 オケ。終演後にアンケートにも書きましたが、この強靭なソリストに拮抗するには、協奏曲の「伴奏」のように考えず、つまり遠慮せずガンガンと我〔が〕を出して弾いてもよかったのかな、と。じっさい、苦労の末に書き上げた第1交響曲に20年ほども先立つこのP協第1番は、ピアノ伴奏付き交響曲とあだ名もされたのですし。
 そんなこともあって、このP協が当夜のメインであったことが、ぼくには残念に思われました。今回の演奏会が実現した経緯からその演奏順が要請されたこともあったかとは思いますが、プロのオケに世界的なソリストが降り立つときでも、ふつうは協奏曲のあとに交響曲がおかれますね。つまり失礼にならない慣例だと思うのです。で、そうやって、自分たちが主人公になって思いっきり演奏して、そしてアンコールもオケがやる。――こうすべきだったと率直に思います。
 かくて異例にも開演直後にあの冒頭の大合奏を轟かせることになった第1交響曲、その滑り出しは正直、イマイチだったかな、と。じゅうぶん暖機運転されていないのだから仕方ないという気もしますが、ふつうより遅めのテンポ(これはもちろん指揮者の判断)が、なおいっそう遅く感じられました。
 前半はさておき、その後は尻上がりに調子は上がっていきましたね。第4楽章の有名な旋律もこのうえなく美しく聴かれました。これでもう少し、指揮者自身のパフォーマンス(大事です)が色っぽいものであれば、感涙ものだったと思います(見ている側からすると堅実に過ぎました)。
 ――といった感じで、勝手なことを書いてしまいました。ブラームスの名を冠して、じっさいブラームスだけをプログラムにおいて演奏会をやってしまう、なんて、隠れブラームス・ファンとしてはうれしいかぎりですが、このあと行き詰まらないかな、と心配しないではありません。それとも、ほんとうに今回の演奏会のためだけに組織されたのでしょうか? ひそかに次の展開を期待します。
 それでは、以上とりいそぎ。お仕事、がんばってください。
モダニスト 2002/11/06水23:24 [167]


. R  
本編[177]でふれた映画のタイトルですが、正しくは「ラヴソング」と表記されるべきでした(過去分[134]ともども修正済み)。
モダニスト 2002/10/28月11:12 [166]


. 続・禁断の麦汁R  
 正直いって自分でもアルコール依存症の気〔け〕があるのではないか、と疑わないではなかった。いわゆる「休肝日」なるものをとることもなく20年ほども、ほとんど毎夜毎夜、飲み続けてきたからだが、けっこう際どい数値が出るはずの定期健康診断を数日後に控えて、まずはビールを飲むことを禁じ([174]を参照)、それだけでなく翌日からはすべてのアルコールを断って、いま3日目の夜を過ごしている。
 うん、手足に震えが出るわけでもないし(笑)、欲望の埋め合わせのために何かをたらふく食べるというのでもない。依存症ではない、そのことに確信をもてた。これは一つの成果だ。
 だが危惧したとおり、いろんなことに意欲が出ない。とくに日記を書くことの。たいていは深夜の産物であるこの欄は、ならば考えてみればアルコール抜きで書かれることは稀なのだった。その意味では、わが日記にはアルコール依存症の病名を、宣告しなければならない。
 病には打ち克ちたいと、思わないではない。だから今夜、朝の授業もあることだし寝ようとする時点でこうしてキィを叩き始めたのだが、「規定」の3分の1量の紙幅を残して挫折しそうである。あっ、時間はまだ15分ほども残っているのに、ほんとにここで挫折してしまう(2「メモと私情」のほうでやり過ごされてしまう)んだ。…
モダニスト 2002/10/25金02:46 [165]


. 矛盾?R  
「疲弊し切った心身に、鋭気が戻った」と書いた(本編[173]を参照)その翌日に、予想もされた事由によって「八方塞がり」状態になっている(同[174])。矛盾している? たしかに。だが、いずれも本当なの。――と、誰も気にするのでもない注記を。
モダニスト 2002/10/22火00:02 [164]


. 本編[172]中の誤記についてR  
 ほとんど翌日の朝日が昇ろうとするころに書いた本編[172]中に当初、ささいな誤記がありました(アルファベットによる略記にミスがあって通じないところがあった)。それと、ふつうの感覚で読むと、「ウィルス検知ソフトの常駐」があるとI(社製DVD-Rレコーダ)がつねに不具合を起こすように理解されてしまうかもしれないのは、言葉足らずかとも思います。(アーカイヴ時はさておき最新掲出時は)字数制限を優先したいのでここは本文中で敷衍はしませんが、要は、稀にそういう常駐ソフトの干渉が働いてライティングソフトの機能に影響をおよぼす可能性があるのでその可能性を排除してみてください、といわれたのでした。以上、補足まで。
モダニスト 2002/10/19土08:49 [163]


. タイトル小改訂R  
きょうの投稿分([169])から本編のタイトルを少しだけ変えた。内容はさておき、一定時間内に一定量の文を書くスタイルだけは、ほぼ完全に確立したから(授業が始まって忙しくなって逆に復調したのか、最近は愚痴らないうえに400字/10分の、原稿用紙に手書きの標準速度に近い速筆ぶりである)。ちなみに、この制約内だから少々の乱文や許してネという言い訳も当然、含まっているが、それよりも、そんなエネルギーがあるなら他に回せ、という外野の声が起こらないように予防線を張っている、というのが正直なところであるように、みずから感じられる。以上。
モダニスト 2002/10/12土22:59 [162]


. 本編[166]への補足R  
 BS2で放送中のゴダール「男性・女性」を横目で見ながら――今夜はこのあと26:47からアラン・レネの「夜と霧」も放送される――、久びさにこの2「私情とメモ」のほうに、11分という制約と同じくらいに馬鹿馬鹿しい紙幅の都合で書き切れなかったことを、記しておこう。(書き込むにはずっと便利な場処のはずなのに、いつのまにか記事の数で本編に抜かれてしまった。)
 本文中でふれた「セプテンバー11」は、関西地方では9月15日(か16日)の深夜、MBSで放送された。まともな生活をしているひとが起きているはずもない(7、80人の「表象批判II」の受講生=学生でさえ見たというのはたった1人だった)、まさに今そうであるような時間帯に、筑紫哲也が進行役で出てきて、ヘンな気分だったが、ちゃんと9月11日に放送されたらしい首都圏(TBS;同日、新宿でも単館上映されたとか)では、まあ、そんなことはなかったのだろう。
 いずれにしても私は、当初から授業素材とするべくチューナをPCに接続してmpeg2高画質で録画しながらそれを見たが、当たり前のことだが出来にかなりのバラツキがあって、また授業での批判的使用に耐えるものとなるとほんの数編といったところ、と思われた。で、明日(起きられるかな?)ローチのを見て(その前にもう1本、別の映画素材があるが)、2、3週後にクロード・ルルーシュ(フランス;さすがに私でも知っている)とダニス・タノヴィッチ(ボスニア=ヘルツェゴビナ;知らない)の2作品を、別の視点から映す予定にしている。えっ、マフマルバフとか今村昌平とかの作品は、と? うん、二人とも相も変らぬ土着的な路線で、とってもいいんじゃないですか(笑)、ただ後者の「聖戦ナンカアルモノカ」というラストの幼稚なメッセージを除いては。
モダニスト 2002/10/10木02:23 [161]


. 今夜も挫折「Seul les chats」R  
 じっさいに私が担当する授業があるのは明後日からだが明日が一応、後期始業日である。授業もやってみると面白いものだ。けれど、講義だけで週に3コマ、それがきっちり15週分となると、考えただけで眩暈が起きそうだ。さらにゼミ形式のも2コマ[+共同担当分]あって、12月20日に向けて十数名分の卒論指導も本格化してくる。1月の定期試験の採点は前期のざっと倍の五、六百枚には達する。
 こんな暗い、ひたすら暗い夜には、ただネコたちだけが[…]
モダニスト 2002/09/29日23:51 [160]


. 本編用ボツ原稿「Seul les chats」R  
 仮に日記に有言実行を促すささやかな効能があるとして(公開されない真正なる[?]日記の場合はどうなのだろう)、その実行結果がまた同じ場所に報告されたとき、それがしかし書き手と読み手の双方もしくは片方に何かしらの報いをもたらすことがあるだろうか。というより、職業的な運転者でない、3年前に38歳で免許をとった私が、日に11時間半ハンドルを握り続けて、それでどこか素敵な場所に落ち着くならまだしも朝そこを出た自宅に13時間後に帰ってきて、家族もそんなことは半分信じてもいないようなフシがある、そんなとき、読み手は少なくとも家族(=聞き手)よりは私の言葉に信頼をおいているのだろうか。もしもあなたが諾と答えるならば、今日、私の自宅と私道をはさんだだけの隣家(しかし町内会的には別になる)の独居老人が死後1、2週間も経って発見されて、警察に事情聴取もされた(アリバイをではなく一番最後に目撃したのはいつだったかと)ことも、きちんと信じてくれるだろうか。
 といった、すべてのことに自信がもてない、人間不信のこんな夜には、ただネコたちだけが[…]
モダニスト 2002/09/29日02:37 [159]


. 本編用ボツ原稿「平井堅がバカにみえて仕方がない」R  
 昨夜のアニメ論もそうなのだが、以前掲出した文中できわめて断片的にしか触れていなかったことを敷衍しよう(私生活上ではネタ切れ?)。そう、今夜は平井堅。CDTVでその「大きな古時計」が1位になった日にアップされた[141]では、まったく関係ない話題のマクラとして、「いくらポップス系が軒並みダメだからといって、そりゃないだろう! 堕落しとる」と書いていたわけだが、いや、あれから2週間が経って同曲の3週連続第1位の報に接するにおよんで、私は主題として、ただただ彼がバカにみえて仕方がないのだと本心を明かさずにはおれない。
 いや、もちろんそれを1位にしてしまう世界が悪いのであることは自明すぎるので、それはこのさい不問に付してしまっている。また、そういう世界を見透かして歌手をノセている手合いがいるのであることも十分承知しているわけだが、それにしても、いかにも長かろうといわんばかりに足を折り曲げながら椅子に腰掛けて、目も閉じ、性的エクスタシーの瞬間に捕らわれ続けているかの表情で朗々と歌う、そのビデオクリップは、あんまり恥ずかしくて、商品として売られているなら教材用として購入しようかと思うほどだ。しかも先週某日のさるワイドショーで紹介された映像ではどこかの少年合唱団と共演していて、ところが、少年たちが整列してもちろん立って歌っているのに、そこでも平井は同じ「ひとり座位」でイッてしまっていたのである。感動して涙を流していた保護者もいたとレポーターは話していたが、平井の腰にまたがっている白日夢でも見ていたのではないか。
 と、こんな下品な外野もいるのに、なかには続編、続々編を望む声(正邪あいまみれた)があって、平井もその気になっているのだという。よろしい、これから毎年、紅白歌合戦の常連として由紀さおりと誰某の姉妹コンビの向こうを張っておくれ。
(ボツ原稿掲出の経緯は直下の[2-157]を参照)
モダニスト 2002/09/22日22:52 [158]


. 注記2点R  
●昨夜の「補足」中で危惧を表明していたとおりに、「ダイナソー」がディズニーのスタッフによるオリジナル作品(建前上は)と判明したので、本編「152」の最終段落を一部改稿した。そしてそれにともなって、日付横に*印を4つつけた。久しぶりの失態である。
●と、アーカイヴ収載時にこっそりするはずだった改訂をさらけだすのは、今夜本編のために書き始めた文章が、するすると書けて字数もぴったりなのに、内容的にあまりに下品でボツとする決意をしたためである。ま、しかし20余分の労力をムダにしたくないので(って生活全般がムダだらけのくせに)、こちらに掲出することにした(↑次の[2-158])。本編の掲出数が2への投稿数を追い抜きそうな、このところの勢いだったのに、ちょっと足踏み状態である。
モダニスト 2002/09/22日22:48 [157]


. 補足R  
本編[152]の最終段落に「「ダイナソー」もそうだから驚かないけど」と書いているが、その「そう」は、直後に続く「PIXER[…]と簡単につるんでしま」う事態を指すのではない。指示しているのは、「自前」のスタッフでつくっていない、という点。あいまいな表現なので、できればアーカイヴ収載時にはきっちりと直したいと思うが、いまそれをしないのは、DVDのパッケージが不明で「ダイナソー」の制作スタッフのことがわからないから(調べようとすれば調べられるのかもしれないが面倒なの)。PIXERなら現状(アップ直後)のママでいいし、あるいはディズニーの自前のスタッフの制作ならその段落をごそっと改訂しなければならない。そうなれば、そうなったときに。
モダニスト 2002/09/22日00:26 [156]


. ウソがあるなぁR  
下の[2-154]を投稿後あらためて読み直してみると、ウソがあるなぁ。つまり、VAIO日記という名まで残しておきながら、問題を起こしたVAIOは「基本的に通信用ではなかった」と書いている。実際は、主として出張時、そしてドライヴ先などでは、これ(+AirH")が主たる通信用マシンであった。だが確信犯ではない、了とせられよ。
モダニスト 2002/09/20金18:04 [155]


. 続々・あるお助けサイトへの相談(9月19日投稿分のほぼ完全再録)R  
 きのうは実質的にトラブル解決に費やされましたので、その反動で、きょうはウィルス対策のことや残された損傷ファイルの復旧にまだまだとりかかれない状態です(明日以降か)。が、それでもひと言、ふた言。
 > [引用]Imagehlp.dll抽出は大切な事です。 *抽出したら最初にOE起動かセーフモード起動を指示すべきだったかな・・。 *もう一度再現したいならImagehlp.dll削除すれば分かります。(無駄な時間ですが)
 2度と再現させたくありませんが(笑)、不思議なのはこのファイルの損傷/消失の原因です。McAfeeの旧ヴァージョンの削除でそれが起こることが各所で報告されていますが、思い当たるのは2回――。
 1度目は、この夏前でしたか、学校から配布がなった版の導入にあたり、購入時(1999年!)の古い版がプリインストールされたままだったのを削除したこと。つまりこの間、とくにこのマシンについてはウィルス対策をしていなかったのですが、基本的に通信用ではなかったので、問題が起こらなかったのだと思います。
 で、2度目が今回のトラブル発生「後」に、パソコン起動直後の自動ウィルスチェックが中止できない(ボタンが反応しない)ので、これでは復旧作業もできないと時間をかけてコンパネを開いておこなったアンインストール。
 なので、McAfeeの削除によるImagehlp.dllの損傷/消去が原因なら、なぜ、1度目の削除がおわってずいぶん経った時点(で2度目の削除の前)に劇的にその症状が発生したか、という点が、私にはまったくわからないのです。
 それともう1点、わからないのは、Imagehlp.dllの復旧後、まるで服用した薬がある閾を超えてようやく効いてくるように(と私には思われました)ボタンが反応しない症状も治まった点です。つまり、再現するなら、――
 Imagehlp.dllのシステムフォルダへのコピーに成功して再起動したら、最初はWINDOWSのロゴのところで固まってしまい(少なくとも2分ほども)、強制的に電源を落としまして、さらに次の電源オン時にはセーフモードで起動するかと訊いてきたのでそれを選び、ところがボタンの反応の鈍さはあいかわらず、という状況を体験しているのです。そして3度目の起動で無事、通常のモードでデスクトップ画面にまでたどり着きまして、さらにその時点ではまだボタンが反応しない。で、その時点で私は、「imagehlp.dllのコピー済、しかし」の記事を落胆のうちに書き込んだのです。
 事態に変化が見られたのはその後です。ポインタの移動をおこなうと、とにかくしばらく無反応な時間が続くので、開きたいフォルダの上にそれをもっていって数分放置し(笑)、頃合いを見計らってERTER > 右クリック > O[開く]を押す操作によってマイドキュメンツを開き、さらに動画フォルダを同じようにして開き、そしてmpeg1ファイルを(こんな状態なので再生など不能だろうと思いつつ)ダブルクリックしたら再生が始まって、しかもポインタによってヴォリューム調整さえもできてしまう! で、不思議にもその後はすべてのボタン類が問題なく反応するようになったのです。「狐につままれたよう」と書いたのはそんなわけでですが、あるいはこんなことは、事情に通じた方々には驚くべきことではないのかもしれません。
 ということで、きょうのところはこの整理で中断しますが、いずれにしても、Imagehlp.dllの損傷/消失による障害が、私の検索するかぎりOutlook Expressの起動スピードの鈍化というかたちでもっぱら報告されていることとか、わからないことだらけなのです(その損傷が、なぜ私の場合のような症状を生んでいないのでしょう/なぜ私のだけが[笑]?)。
[後略]
モダニスト 2002/09/20金17:36 [154]


. ギックリ腰R  
軽症だが、しかしこれはたしかにギックリ腰である。軽症というのは、いまから15年近くも前に、東京・本郷在住時代に一度、一瞬で立てなくなる激痛にキッチン床に沈み、1週間ほど寝込む、重症のソレを経験したことがあるから相対的にいうのだが、今回のは夕食の最中かあとか、と判然としないくらい、ほんのちょっと腰をひねった拍子で痛め、当初はそれほどではなかったのだが今では背を伸ばして直立できない状態にある(田舎の90歳になろうとする義祖母が同じ格好で歩いている)。いや、いま腰かけてこれを書いているのも苦痛なので(かといって横になるのもシンドイ)、日付変更線を4時間以上超えてからこのお笑いネタで昨日分の800字を埋めようと、馬鹿げた試みをしようとも思わない。というわけで、この件は近々に後日談として…。
モダニスト 2002/09/14土04:49 [153]


. 別の可能性R  
 紙幅の都合で本編[135]からは削除したが、もしかしてTSUTAYA西院店でのくだらない逡巡の部分のほうを削除して代わって後半部分につけ足してもよかったかな、とも思う300余字分を以下に。――
 「ショーシャンクの空に」は、この前期に担当した2回生向けの入門ゼミの発表で、ある学生が批評実践の対象として選んだもの。発表そのものの出来はさておき、1994年公開となるこのハリウッド映画を、教室内の半数近くの学生が見ていた事実に驚いた。ロードショー公開時には小学生だった彼(女)らが見るということは当然、大半が(レンタル)ビデオによっているわけだが、何でも、長い鬱屈せる生活からの解放の劇的さとすがすがしさゆえに、レンタルショップで選ぶアイテムとしては定番の部類に入るのだと聞かされた。
 だが私には、物語としてすがすがしくはあっても、映画としてはラストのおとぎ話のような部分は、それへのぎこちない伏線のいくつかとともに、不要に思われた。感性が旧いのかもしれない。
モダニスト 2002/09/01日21:08 [152]


. 補足や追記、事前報告などR  
●まずは直下[2-150]のLAN不通について――。つないでいる3台同士で他のPCのマイドキュメンツをみることができたので、まずはルータからこっちに問題がないことはわかった。とするとモデムか、回線か。どっちにしても厄介だな、と思って、あきらめかけてルータの電源をいちど落としてみたら回復した。もちろんうれしくはあるが、パソコン関係のトラブルはこうして訳もわからず解決してしまうことが多くて、上昇志向の精神を刺激してくれない。ま、本編[133]末尾にも書いたように、あんまり上昇するつもりもないのだが。
●ところで実は、上の修復作業に勤しみながら、こっちこそ書くべきだったか、と思われる「事件」もあったな、と。――ホームシアターをつくるにあたって、これまでのわが家にはなかったソファーなるものを購入せねばと思っていたのだけれど、出費が嵩〔かさ〕んだので、細君があるプロジェクトを組んだ。明治乳業の「おいしい牛乳」の紙パックの応募マークを10枚送ると抽選で白いソファー(わが家にピッタリ!)が当たるというので、春先(引っ越し前)から子はそればかり飲まされて、たしか2口ほど応募した。その後、まったく音沙汰がないので落選したのだと思い込んで、ついこのあいだの日曜日、家具屋に出向いて白いのを購入した。岡山の業者が注文をうけてから作るそいつが到着するにはまだ2週間もかかるが、ところが今日、抽選で当たった白いソファーが突如、送られてきた。牛乳の景品だからもちろん安っぽくて、しかも子の食べこぼしや猫のおしっこなどをグングン吸ってしまう布製だから、来客時にも使える代物ではないのだが、防水機能のあるカバーを買いに走って上から掛けたら、そこそこの見栄えで、さっそく「トムとジェリー」の新しいディスクを再生してこのソファーのうえで快挙を祝うことになった。「わたしは強運なの!」がつね日頃の口グセなのに宝くじは300円以上が当たったことのない細君だが、ツキのあるうちに10枚ほど購入しようという話になった。――と書いてきたが話に深みがないので予感したとおり500字ちょいで終わった。よくあるケースである。
●ちなみに明日は、保育所の夏まつりということで、とりあげる話題としては決定、というよりも、飲みすぎでたぶん本編のアップはないだろう、ということで先に書いておくのだが、ポスター作成の大役はもちろんすでに果たしたが、13:00からの櫓〔やぐら〕立ての力仕事と、17:30からの会場設営および売り子業務(おにぎり、お菓子、ポップコーンの)が、細君にジャンケンで負けたぼくに、待っている(18:30の販売開始以降は売り子もガンガン飲むであろう)。あっ、でもその前にTSUTAYAに走らねばならない。明日は旧作のレンタルがビデオもDVDも1本100円である。4、5本借りないとありがたみがないが、愛知県芸大の集中講義(9月9日〜12日)が近づくと多忙になってそのまま後期までダラダラと行きそうだから、来週の前半ぐらいは映画三昧とでも。
モダニスト 2002/08/31土02:11 [151]


. LAN不通R  
今夜は早々に22:00ころに日記を書いたのに、アップしようとしたらLANが不通である。つないでいる3台のPCいずれからも同様なので当然、PC本体以外の回線か、モデムか、ルータか、どこかが何かおかしい。2時間経っても直らない。日記は、いまこれを書いているsigmarion2で加工してアップすることも可能だが、面倒くさいし、それ以前に、このわけのわからないアクシデントの解決のために今後、時間と労力を払わねばならないかも、と思うだけで暗くなって、日記どころではない。と、これも日記にちがいないこちら側に書いている。ま、時間と労力を、の予想が杞憂で早々と本編のほうに[133]がアップされることを念じるばかりなのだが。
モダニスト 2002/08/31土00:09 [150]


. 補足R  
映画「ユリイカ」にかんする、いつもどおり批評になりきれていない感想(本編[128])は、昨夕マクドナルド金閣寺店2階で脱稿していたが、帰宅してまたよくあるようにPCのトラブルに見舞われて倦み疲れ、アップを忘れていたものだ(トラブルはまだ完全には修復されていない)。もっと内容を練りたいところだが、その意欲に根本的に欠けるのでそのまま掲出する。ちなみに補足すると、この映画にたいする私の評価は、ふつうはレンタルビデオ屋で借りて見た映画はmpeg1の低画質でコピーするのだがこの作品にはその作業をおこなわない点に、端的にあらわれている、と私自身によって痛感されている。このヘンなライブラリィ癖がある男が、たぶんもう一度この長編につきあうことはない、と踏んでいる。いや、長くてもいいが、ストーリーやセリフや演技に不活性な感覚がただよっている映画は、苦手だ。
モダニスト 2002/08/25日18:51 [149]


. またもや、の微修正R  
本編[126]では、ヨハネ書「姦淫の女」中の句を座右の銘としていることを「再び」告白すると書いているが、本人が告白しているつもりとなっていた同[038]では、マタイ書のなかの「みだらな思いで他人の妻を見る者はだれでも、既に心の中でその女を犯したのである」(5・28)を「一番好きだ」と書いている。ま、似たような内容なのだけれど、修正に値する閾値は超えているので。
モダニスト 2002/08/22木02:58 [148]


. 続々・マレーナR  
字数がオーヴァーするので本編([126])には書けなかったことをここに速攻で補足――。「マレーナ」が「マグダレーナ」でさらにその出自が「マグダラのマリア」ならば大バッハの2番目の、あの良妻賢母の名の由来もそうなの? ちなみに、この春DVDで発売されたストローブ&ユイレの幻の名画「アンナ・マグダレーナ・バッハの年代記」はそれ自体は地味〜なセミ・ドキュメンタリィだが、天下のアーノンクールがチェロ奏者として登場していたりして、私はそういう意味で(不謹慎にも)おおいに笑った。以上。
モダニスト 2002/08/22木02:26 [147]


. ゴール寸前R  
 提出を1日遅らせてもらった定期試験の採点報告をさらに1日遅らせてもらうことは、巨大総合大学で大講義を展開するのが職能となっている、わが美学に、反する(というほどのことか)。いずれにしても、採点そのものは済んだが報告票に転記しながらの再チェックにまだあと1時間ほどはかかりそうな気配。と、ゴールが見えたところで、持続力が切れて一服。
 いや、じつはきょうは昼間、CD-Rの生ディスクが必要となったので上新電機京都1ばん館に買いに走って、その足でTSUTAYA西院店にも寄って、じゅうぶん息抜きしてきたのではあった。あいにく購入の決心がつくDVDはなかったが(最近自由になるお金が減った)、雑誌『ユリイカ』で丸まる1冊(増刊号)が捧げられる日本映画とはどんなダと思って青山真治監督の同名の「ユリイカ」と、以前にも借りたことがあるのだが再生するヒマがないままに返却していたトリュフォーの「ピアニストを撃て」の、2作品を借りてきたのだが(反動的に明日、明後日は映画の日にしよう)、ちなみに先日某店で官能映画のコーナーに置いてあって借りるのに恥ずかしい思いをした「マレーナ」(現時点では恥ずかしくもまだ本編にその話題が掲出されている)がこの店ではフツーの恋愛物のコーナーに置かれてあるのに気づいて、後悔した。――何でも浮気するんじゃないね(笑)。
 そう、明日は朝一で採点票を提出したら、いつもの「沙羅」(北区小松原)で髪を切ってくる(きょう切りたかったが休みだった)。そのあとは久びさに山中越ルートを駆って「鶴喜」(大津市坂本)のソバでも食ってこよう。
 と、つまらないことを書いているうちに800字に達したのではないか? 残念、100字ほど足りない。
モダニスト 2002/08/21水02:50 [146]


. 山場R  
今年はオトナになったのでグチグチと書いていないが、今夜あたりが前期試験の採点の山場。否、じつは明日20日が本務校の提出締切なのだけれど、約250枚中50枚弱をまだ残しているので1日待ってもらえるよう、事務室に早めにお願いにいってきた。で、これが終わると集中講義でおとずれた東北芸工大の残り100枚余。こちらはWEB入力だと30日まで締切が遅らせられるが、それで喜んでいたら夏が終わってしまう。そう、9月に入ると愛知県芸大の集中講義もあるし…、と最後は愚痴モードで。
モダニスト 2002/08/19月23:52 [145]


. 微修正R  
 下の[2-143]の第2段落最終文の「ナレーションの声が」を、「冒頭とエンディングで聞かれるナレーションの声が」に修正したいと思います。
モダニスト 2002/08/19月01:32 [144]


上へ    次ページへ ->






RAIBB2.18 - wakatiai.com
Notregisted
2024/05/04土09:44