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週間作業報告 
…と題して本編に文章を、と考えたのは一瞬。今夜は(も)こちらで簡易的に済ませることにします。
 5日(火)は久びさに授業進行(「現代造形文化論II」)に失敗しました。体調不良のところにマイクの不調が重なったことが大きな要因ですが、いわゆる面白みに欠ける抽象絵画を画家たちが手がけ始める歴史的事情の面白さを語るべき、この半期授業の要所を、文字どおり面白くなく語ってしまったと思います。否、他の科目はそうでもないのに今期はこの、自身の専門のはずの領域で、全体的にハズし気味です。立て直しが急務です。
 授業関係では他に、前週からのひょんな流れで「マルコムX」の話題をとりあげた7日(木)の「表象批判II」が印象的でした。映画のラスト部分(「黒人」少年少女たちが「I am Malom X!」と叫んで立ち上がる場面)で、何人かの学生が涙していることに気づいたからです。星条旗がメラメラと燃やされる、あの9.11テロ以降では考えられない映像で始まるこの3時間を超える作品から、講義内容に関係する20余分を選択・編集している前夜の時点では、そうした事態はまったく予期されませんでした。
 授業といえば、近未来の話ですが16日(土)にわが文学部学生の保護者(大学生なのに!)150名ほどの前で、模擬講義をおこないます。またしても「断れない」性格が招いた負担で、カルチャーセンターなどで話すのとはまったくちがったプレッシャーを、それなりに感じています。「ヌードの発明――西洋美術史のひとコマ」とは、まあ見え透いたタイトルですが、作品図版(静止画)のみならず動画なども組み込んだ美麗パワーポイント・ファイルを用意して、それなりにショッキングな体験となるよう、企んでいます。
 脈絡はありませんが、細君の骨折(ヒビ)の件。数日前に足のガードをはずすまでに回復し、そのおかげで買い物などの作業から解放されていました。保育所にも今日の「保育所まつり」(いわゆるバザー)から復帰したので、間もなく送迎も担当できるようになるでしょう(まだ足を踏ん張れないので後部席に子を載せての運転はあぶない)。
 ――うん、そうしたら、日記の不調(今夜は字数は800字を超えていますが文章自体に張りも何もないので本編用に切り替えようという気が起こらない)をそうした私事のせいにできなくなりますね。
モダニスト 2002/11/10日23:25 [168]




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