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. 誤字訂正R  
 投稿後すぐに気づいたのなら全体を差し替えるのだが…。
 下の[21]の本文第3段落冒頭の「懸命な判断」は、当然「賢明な判断」でなければならない。以上、記して訂正まで。
モダニスト 2001/12/08土08:25 [22]


. sigmarion2帰還R  
 修理に出していたsigmarion2が本夕、戻ってきた。心配されたROMの書き換えなどの処置(see[11])はなされず、したがっていまもAirH"の「使い放題」が問題なく使える状態にある。
 さっそくにCEマシン・マニアが集うサイトに吉報として書き込みたいのだが、ちなみに先にそこで報告されているところでは、この11月末に売り出された新色マシンでもそれは使用可能なようであり、ということはDoCoMoは、自社PHSしか使えないかのように書いているカタログでの説明に反して、他社のそれも使用可能な状態で放置するのであるらしいのである。
 懸命な判断というべきである。たとえばDDIポケットの1方式/1モデムを排除したところで、新しく出るカード(モデム)にはそのプロテクトはかかっていないのであり、ならば自社オンリーによるメリットを維持するために、それよりもコストのかかる事後的なプログラム移植(新規ロットへの)に延々といそしまねばならない事態が、そこで発生するのだからである。
 太っ腹なのか、(カタログで他社モデムも使用可能と謳わない点で)せこいのか、よくわからないが、いずれにしてもわがsigmarion2は、この書き込みをもってまずは当「メモと私情」のためのメインツールの地位を占め始め、あるいは「本編」の執筆とアップをも可能とするらしいCE用html編集ソフトと同ftpソフトのそれへの移植(ダウンロードとインストール)が試みられるであろう。あるいは、そうしてすべての日記管理がこの500gのモバイルマシンによって可能となった暁には、ぼくが今後管理するわずかなページのすべてが単純なhtml形式のものに置き換えられるであろう。
 いつもながらの、おめでたいプラン=ステートメントであると、誰に指摘されるよりも先に自己申告しておいてもいいが、ただし、これは同時に、悲しみに満ちた諦念の表明なのでもある。すなわち、アカデミック・サイトとパーソナル・サイトの2サイト構成もそれで終止することの、すなわちタリバンのカンダハルからのそれにも比すべきHP運営からの「撤退」の、これは予告なのでもあるからである。
モダニスト 2001/12/08土02:25 [21]


. 雑記R  
●授業中(「西洋美術史II」)にヒソヒソと話される私語がしかし1分ほども続いたので(わが声のみが響くなかではそういうのがいちばん気になる)、ついスゴんでしまった(笑)。黙って傾聴させること、そのことだけをとりだせばすでに完成形に近づきつつある、わが授業で、そういう私語が交されるのはきわめて異例なので、スゴみ方にウィットが欠けていたことは考えられる。反省(なんかするものか)。
●その授業の最後のほうで、ついつい隠せなくて告白もしてしまったが、昨夜のお酒(某課若手職員3人とじつは白梅町で飲んでいた)がふたたび回ってきそうになった。本編004の「洞察」もじつはその酔いの只中の執筆・アップなのだが(だから以前にも書いたでしょ酔っても文法は誤らないと[笑])、そのアルコールがまだ残っていたのではなくて、とっくに醒めたはずのそれを呼び覚ますほどにたくさんしゃべったということだ。原稿用紙にすれば120枚分くらいに達しているんではないだろうか。ならば3回で1冊の本になる? だといいんだけど余計な話も多いからな。
●これから――たまっている雑務(大学院関係)をこなしたあと、ほぼ完成状態にある卒論原稿2本をまずは通読して、のちほど面談(15:30からと17:00からの各30分)。その前後には、まだ同じ作業が捗捗しく進んでいない者(でも提出締切は12月20日だ)の面談が2つ。きょうはこれでも軽いほうだ。で、公務が終わって、そのあと保育所へのお迎え。今夜は母親が職場の宴会(いくつかの同業者が集まった情報交換のための懇親会)で遅いので、母親に逃げられた父子のようにしてつつましくファミレスで食事をとることになるだろう。その後、川端五条付近の宴会会場にアッシー(20:30)。こういうサーヴィス業務が嫌いではないところが、すこし悲しい。
モダニスト 2001/12/07金13:28 [20]


. ジャズを愛する邦楽器屋さんR  
 この日記をたまに読んでいるらしいゼミ生がいたりしてあんまり露骨に告白できないが、卒論(12月20日提出締切)の指導がピークを迎えていて、体力的にもかなりきつい(本編を書く元気も今夜はない)。けれど/だからこそ最近は、水曜日の昼間だけは羽根をのばして美味いランチを食べにいく。それこそ神聖不可侵な数時間だ。
 さて、きょうどこまで足を伸ばしたのかは秘密だが(笑)、帰りにちょっと面白い店に立ち寄った。千本今出川南東角にある浅野楽器店というのがそれなのだが、お目当ての、細君が不注意で割った三味線(長唄用)のコマを買い求めようとしたところ、店内に流れる音楽がベートーベンのソナタであることに気づいた。
 「邦楽器屋さんにベートーベンとは風流ですね。」
 「いやぁ、わかりはるんですか、うれしいわぁ。」
 そこから話に花が咲いた(20分ほども)。そう、ここの若奥さんは、ジャンルを問わず音楽そのものをこよなく愛している。この日はクラシックがたまたまかかっていたが、多いのはむしろジャズらしく、じっさい入口を挟んで両側にあるショーウィンドウの左側、小さいほうには渡辺貞夫やマイルス・デイヴィスの写真が貼ってあった。サックスやトランペットはさすがにないが、リコーダとハーモニカ(ジャス用?)が置いてあって、思わず、これだったら吹けるんじゃないかとサイフに手が伸びそうになった(でも楽譜は読めなきゃなんないだろうな)。
 美術のことも詳しい。最初に名が出たのがジョットで、ついでヴァティカンにボッティチェリの「楽聖の天使」(だっけ?、正式名は)を観に行かれたことに話がおよんだ。この断片しか伝わっていない作品中で、天使がリュート(だろう)をもつ図は、ほんとうに美しい。
 さすが楽器屋の若奥さんである。
モダニスト 2001/12/05水23:54 [17]


. モンテーニュR  
 「死を怖れることはばかげている。死は私たちの一部であり、私たちとともに生まれた。私たちは産声をあげた瞬間から、死につつある者なのだ」(クロード・アプリーヌ編『人間最後の言葉』に収録されたモンテーニュの言葉の、某紙朝刊での引用の孫引き)。
 凡庸だな。これは「最後の言葉」らしく、ましてやそれならばきっと臨終の床を囲む家族よりも自身に言い聞かせて発せられたものにちがいない、のだから。
 まあ、しかしいずれにしても「Xデイ」とは、こういうのを(自身によってであれ周囲からであれ)意識化・対象化することの謂なのだ。
 (ちなみに、推敲したから良くなる、というものではないね[本編003のこと]。推敲なんて、しばしば凡庸化のプロセス以外のなにものでもない。)
モダニスト 2001/12/05水09:06 [16]


. XデイR  
 93歳の朝比奈隆が体調を崩して今年最初に演奏会をキャンセルしたのは、10月27日のことだ。日付までここに明示しうるのは、いまとはちがう形式の「モダニスト日記」をそのころ始動させようとして(「準備中」と謳ってたでしょ)、その話題で書き始めた断片的文章が残っているからなのだが(そういう文章はまだまだあるよ[笑])、さて、それから1ヶ月余りが経って、もしも回復するならそろそろかなと思っていたころに、年末恒例の第九(オケは大フィル)も今年は振らないという情報が流れてきた。
 ということは、もう回復はない、だろう。
 ぼくは基本的に、年齢に打ち克つそれだけのパフォーマンスとしての老人芸は嫌いで、しかも最近の朝比奈は完全にその危険水域にあると思っていた。朝比奈フリークたち(その多くはいかにもオタク的な若い男性ファンだという証言がある)が演奏終了後に老人イジメといいたいほど何度もマエストロを舞台に呼び戻すのをテレビで見るにつけても、「バーカ」とほとんど声に出して罵っていた。
 が、そう遠からず(すぐにというわけではないが)そのひとの「Xデイ」が訪れると思うと、少しく緊張を感じざるをえない。何せ朝比奈自身がこのところしょちゅう、95歳まで指揮台に立ったストコフスキーの記録を抜きたいと明言していて、つまり「あと2年」を余命と設定していたその計画が断ち切られる(のかもしれない)のだからである。
 とすれば何と、ひとしく人間がそのようにして自身の最期を認識するべき理想的な境地に、彼はさしかかろうとしているのか!
 ――ほんとうは本編の003としてキチンと書きたいのだが、今夜はどうやら推敲のための時間がとれそうにないので、こういう使い方もアリだという例示の意味も込めてメモ状態で。
モダニスト 2001/12/04火21:02 [14]


. ただいま教授会R  
 教授会の最中である。なんと不謹慎な。
 この不謹慎を犯してでも書き込まねばならない話題があるというのか。ない。むしろ教授会の最中に書き込むこと、それじたいが話題である。もっといえば、きょうは書き込むために教授会に足を運んだ。
 うん、学生が授業中にメールのやりとりをしているのと同じやね。
 じっさい、かつてはピーピーと呼び出し音が鳴って授業の妨げになるといわれた携帯類も最近はメールへと中心的機能(授業中における)が移ったおかげで私語が減った(携帯登場以前よりも!)とその効用さえが語られる始末で(ちなみに自慢じゃないがぼくの授業はそもそも私語はない/する余地を与えない)、それにひきかえ、そのようなガジェットが持ち込まれない教授会ははるかに雑然とした場所になっている(こうやってパチパチとキィを叩いたところで誰も気にしはしない)のである。
 ちなみに、ぼくはこういう雑然とした場所で思考し、書くのが、好きだ。そう、この傾向は以前よりもずっと強まっており、モバイルマシンを持ち歩く理由がここにも認められる。
 というわけでこの走り書きは、少しも逆説的でない次のセリフで締めくくっておこう――雑用がつぎつぎ降りかかる会議はもちろんなるべく避けたいが、こんなふうな教授会なら毎日でも開催していただきたい、と。
モダニスト 2001/12/04火16:35 [13]


. いい加減にしなさいDoCoMo、あるいはsigmarion2の命運R  
 さっきDoCoMoショップ白梅町店から電話があって、sigmarion2の修理[8番目の書き込み「CEマシンからだって…」を参照]の見積もりが出ましたといってきた。キーボードの取替え(どうしてフタが食い込む小さな爪の問題なのにキーボードそのものも取り替えるのだ?)と合わせて8,400円かかるという、そのことじたいも少々癪にさわるが、それよりも、見積もりをとっていたらヘタすると戻ってくるまで1ヶ月かかることもあるというからまさに店員さんの助言もあって見積もり無し(「上限は設定しませんから早く直してください」→最短2週間で戻ってくる)としたのに、10日目にして電話による照会という、きょうのこのザマなのである。
 ちなみにsigmarion2の、ぼくのもそれに含まれる初期ロット(製造番号KHAで始まる)については、CE関連サイトではキーボードが次第に浮いてくるというリコールまがいの話題もあって、今回の修理もそれに関係したものではないかと勘ぐりたくなるのだが、さらに加えて、そうして(ぼくのように猫にブッ飛ばされたのであれ何であれ)発生した不具合に対処するべく修理に出すにあたっては、使えないハズのDDIポケットのAirH"用CFモデムカードが使用できてしまっているという、まさに初期ロットゆえの「特典」が、修理ついでの修正ROMの無断移植等の措置で奪われるのではないか(でもDoCoMoは自社モデムカードしか利用できないことを謳っているので文句もいいにくい)との危惧があって、その恩恵に浴しているヘビーユーザに限ってリコールも言い出せない状況が、蔓延してしまっていたりするのである。
 というわけで、わがsigmarion2の、先送りされてしまった帰還には、その危惧が杞憂か否かの、CE関連サイトに報告するに値する大問題も絡んでいるのだった。そうしてAirH"用カードが利用できなくなっていたら――そのときはやはり個人的には、「修理から帰ってきたsigmarion2の割って入る余地は…」の、いちどは打ち消したはずの懐疑[10]が、再び浮上せざるをえないのである。
モダニスト 2001/12/03月18:36 [11]


. 日記がモバイルであることによってR  
――いかなるメリットが得られるのだろうか。あっけないくらい端的に書けば、きちんとデスクトップPCの前に座る時間がこのところ極端に減って、かろうじて思索するのが、むしろ立ち歩いている先々でのことである、という点に尽きる。
 いや、それに「尽きる」というのはたぶんウソだが(書くために外出することだってあるのだから)、じっさいいまは、15:00から予定が詰まっている学生の卒論指導のためにその草稿(最近は添付文書として送られてくるのをもう許容してしまっている)をマクドナルド金閣寺2階で流し読み(失礼!)していて、そんなときにムラムラっと、書く意欲が湧いてきてしまっているのである。
 そう、書く手をフト止めて外をみると、先週あたりまでは眼下のバス停に群れなしていた観光客の数が、すでにして減っている。京都の紅葉は下のほうではまだ盛りなのだが、師走の到来に世間は敏感なのだというべきだろう。
 ――と、こんなクダラナイことは夜中に考えるはずもない(別の書けない種類のクダラナイことを考えることはあるが)。
 ところで、「修理から帰ってきたsigmarion2の割って入る余地は、はたしてあるのか」 と、昨夜は自嘲的に書いた。だがそんなことは杞憂といわねばならない。たった500gほどでとりあえず通信関係はなんでもこなせて(ワザを使えば可能なのかもしれないがhtmlファイルの編集とアップロードはやはりきびしい)、とにかく起動が早い。そして、いまこれを打っているモバイルギアMC/R330とくらべて、格段に画面が明るい。
 長話をするつもりはない。もう少し草稿に目を通して、早めに学校に行こう(明日の授業のための図版を探すために)。
モダニスト 2001/12/03月12:46 [10]


. CEマシンからだってホラちゃんと書きこめるでしょR  
 だがCEとは書いたものの、このあいだ買ったsigmarion2のことでは、実は、ない。
 アレは買って1週間目に、ニゴ(猫、1歳4ヶ月)にACアダプタをひっかけられてブッ飛ばされたとき、フタが本体にひっかかる部分のプラスチックの爪が折れて閉まらなくなった。それで約2週間かかる[たったそれだけなのに]という修理に出している。
 というわけで、いまこれを書いて投稿しようとしているのは、Yahoo!のオークションで競り落とした、単3アルカリ2本で25時間もつすぐれもののモバイルギアMC/R330(アレ、一度は競り負けたんじゃないの?;うん、だから恥ずかしくて書けなかったけど2度目のトライで勝った/買ったのだ)なのである。2年前に売り出された、この種のモノではすでに年代モノというべきなのに、DDIポケットの最新AirH"用CFカード(PCカード用アダプタをもちいる)がちゃんと使えて、それでこの板に書き込める。これから十分に長い余生を生きることができるであろう。
 だが、そうなると、修理から帰ってきたsigmarion2の割って入る余地は、はたしてあるのか(笑)?
モダニスト 2001/12/03月00:52 [8]


. 運用開始R  
 まずは、レンタル掲示板に昨日書き込んだ内容を、以下に引用するところから――。
 「当初は「モダニストの私情」と銘打ちましたがそれではあんまりなので「詩情」としようかとも思っていますが(笑)、いずれにしても、試験運用は開始しておこう、と。
 ただ、正式に有料版の申請をしなくても数日間(当頁は12月4日まで)はバナーがつかないという良心的なこのレンタル掲示板にも、(借りておいて何ですが)「問題」はあります。
 (1) 書き込みは基本的に1日につき1回のみ。
 (2)「基本的に」と書いたのは、いったん書き込んだものを編集するかたちでなら1日分の増量は可能だからだが、この編集作業を、常時それによってこの「私情/詩情」のフレームを管理しようと考えているCEマシンでは、行なえない。母艦(Windowsマシン)からいったん削除して、CEマシンから再書き込みというのでは、真にメモ的な運用(目的はコレだ)とはいかない。
 (3) レイアウト等のカスタマイズがあまりできない。
 というわけで、遅くとも5日(水)の未明にはこの「板」へのリンクがはずされている可能性もおおいにあるのですが、とりあえず「日記」のページ全体の見映えの問題などをチェックするために、ここに。[2001年12月01日]」
――と、以上で引用は終わりだが、上に書いたような問題を解決するにはレンタル掲示板では無理だと、契約しているBIGLOBEのサーバにCGIプログラム(もちろん自作できないのでWEB上で公開されているフリーのものを借用してカスタマイズした)を置いて、とりあえず条件を満たした「板」を仮設することとなった。一念発起とはこのことで、じっさい予想もされたとおりほとんど丸一日をこの設置作業に要した。細かなことをいえばまだまだカスタマイズしたい点はいくつか残しているが、今後はせいぜいこちらに、気ままに文章を書きなぐりたい。
モダニスト 2001/12/02日22:31 [7]


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