修理に出していたsigmarion2が本夕、戻ってきた。心配されたROMの書き換えなどの処置(see[11])はなされず、したがっていまもAirH"の「使い放題」が問題なく使える状態にある。 さっそくにCEマシン・マニアが集うサイトに吉報として書き込みたいのだが、ちなみに先にそこで報告されているところでは、この11月末に売り出された新色マシンでもそれは使用可能なようであり、ということはDoCoMoは、自社PHSしか使えないかのように書いているカタログでの説明に反して、他社のそれも使用可能な状態で放置するのであるらしいのである。 懸命な判断というべきである。たとえばDDIポケットの1方式/1モデムを排除したところで、新しく出るカード(モデム)にはそのプロテクトはかかっていないのであり、ならば自社オンリーによるメリットを維持するために、それよりもコストのかかる事後的なプログラム移植(新規ロットへの)に延々といそしまねばならない事態が、そこで発生するのだからである。 太っ腹なのか、(カタログで他社モデムも使用可能と謳わない点で)せこいのか、よくわからないが、いずれにしてもわがsigmarion2は、この書き込みをもってまずは当「メモと私情」のためのメインツールの地位を占め始め、あるいは「本編」の執筆とアップをも可能とするらしいCE用html編集ソフトと同ftpソフトのそれへの移植(ダウンロードとインストール)が試みられるであろう。あるいは、そうしてすべての日記管理がこの500gのモバイルマシンによって可能となった暁には、ぼくが今後管理するわずかなページのすべてが単純なhtml形式のものに置き換えられるであろう。 いつもながらの、おめでたいプラン=ステートメントであると、誰に指摘されるよりも先に自己申告しておいてもいいが、ただし、これは同時に、悲しみに満ちた諦念の表明なのでもある。すなわち、アカデミック・サイトとパーソナル・サイトの2サイト構成もそれで終止することの、すなわちタリバンのカンダハルからのそれにも比すべきHP運営からの「撤退」の、これは予告なのでもあるからである。 |
モダニスト
2001/12/08土02:25 [21] |