宇宙開発こぼれ裏話 投稿者:じょぜ 投稿日:2004/02/24(Tue) 10:57 No.80 | |
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今、社内で流行っている書籍です。 現場で動いている我々の不意を突いたニクイヤツ。
☆宇宙へのパスポート―ロケット打ち上げ取材日記1999‐2001 出版社: 朝日ソノラマ ; ISBN: 4257036494 ; (2002/01) 価格: ¥1,524 ☆宇宙へのパスポート〈2〉M‐V&H‐2Aロケット取材日記 出版社: 朝日ソノラマ ; ISBN: 4257036788 ; 2 巻 (2003/10) 価格: ¥1,619 笹本 祐一 (著)
実は、ぱらぱらとしか見ていないのですが、そのうち読もうと思っている本です。 全くもって羨ましいほどのヒマとカネをつぎ込んでマニアックな趣味に生きる人たちのレポートです。宇宙開発の現場を取材するために「宇宙作家クラブ」なるものを組織し、さらに本物のロケットの打ち上げを見に射場へ泊まり込む面々。本来、ロケットの打ち上げは、天候条件や様々なトラブルで予定通りに上がることは滅多にない。見るとしたら、最低1週間くらいのマージンを持っていかなくてはならないので、一般人にとって打ち上げを見ると言うことは、とてもではないが道楽以外のなんでもない。タイムカードの無い人たちならではである。また、延期されることを予定に入れて来るから、ちゃんと暇つぶし(麻雀)も準備している。 著者の笹本氏はメージャーな所では「エリアル」や「星のパイロット」が知られているSF作家。それなりにサイエンス・エンジニアの知識は持ち合わせている。そして、宇宙開発に関する技術や情報に関しては、この業界では有名な松浦氏が付いているので、記述に怪しい所はない。 宇宙開発の泥臭いところが見えてきます。
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