一年生の夏に席が隣同士になって 一年生の秋、何となく話が合うから友達になって、 一年生の冬、私に年上の好きな人ができて 二年生の春、「お前じゃ無理だよ」なんてからからわれて、 二年生の夏、一緒にプールに一回だけ行って、 二年生の秋、憧れの彼に恋人がいる事がわかって、 キミの家に電話して、一晩中愚痴聞いてもらって、 翌朝、何事もなくキミは「おはよう」って言ってくれて 二年生の冬、いつものメンバーで帰る最中、 たまたま二人だけで駅まで行くことになった時、 ふと覗いた横顔にすごいドキッとして 三年生の春、また一年同じクラスでいられることがすごくうれしくて 三年生の夏、みんなでプールに行った帰り道、不意に黙った横顔が 何だかすごく気になって、 三年生の秋、進路なんか全然決まらないのは彼も一緒で、 三年生の冬、一緒にいられるのもあと少しだね、って 言ったあと二人で黙って、 ロッテリアのコーヒーがあったたかかった。 もうすぐ、四度目の春が来るね。
思い返せば、ずっとキミが傍にいてくれた気がするよ。 卒業式に言いたいことがあるんだけど…。 キミは聞いてくれるかな? でも、どっちでもいいんだ。 キミといられた三年間の思い出だけで、私は…。 って、すいません。お題何でしたっけ? |