ついに何の文彩もなく、定期試験の採点がしんどい、と愚痴ってしまう。言い渡されていた締切はとっくに過ぎ、ほんとうの締切も近いというのに、まだ2科目300枚弱(3分の2)を残している。だが、いい加減にイヤになりそうなときに、私は半期14週の授業の成果を測る(好むと好まざるとにかかわらず何段階かに分けねばならない)のに1時間に何十枚も採点できてしまってタマるか、と自分に言い聞かせる。ちなみに、こうなってくるとさすがに日記のための30分も惜しいという気になって、何やかんや書かねばならない他の文章を流用するかたちで済ませよう、という安直な気分に襲われたりする。その結果が昨夜、今夜と二晩続いた手紙ヴァージョン(本編[260、261])だが、推敲しながら800字に収めようとする過程でやっぱり同じだけ時間がかかっている。馬っ鹿じゃないか?――もちろん、こうやって書くことも含めて。 |
モダニスト
2003/02/14金04:27 [204] |