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凍ったザリガニ 
――といっても、うちのブルー(本編[093]を参照)のことではない。子が通う御室保育所の室内で飼われているザリガニが、水槽に張られた浅い水とともにシャーベット状に凍っていたそうだ(昨日の朝)。
 室内でも凍るのだから、底冷えする京都でもめずらしい。なんて子どもたちはのんびり考え込むはずもなく大騒ぎになって、水槽からそれを出すだけでなくてお湯で暖めてやる救急措置をほどこしたそうだ。すると、なんとザリガニが生き返ったと。
 まあ、子どもたちに捕まらなかったら土のなかで冬眠していたにちがいなく、その意味では、ほとんど仮死の状態でむしろ心地よい眠りについていたのかもしれないのに、子どもたちはその眠りからザリガニ君を起こしてしまったということだ。
 さぞや恨めしい思いでまた宙ぶらりんな生を生きていることであろう。といったことなどを書いて、本来なら本編で主役としてあつかってやってもよかったのだが、あいにくそちらは卒論紹介で予定が埋まっていた。かわいそうなのでこちらに書いた次第。
 それにしても、ぼくは貧乏性だからか一人で起きている夜は暖房を入れないのだが(ブ厚く着込んでいる)、今夜もやっぱり寒いねぇ。
モダニスト 2003/01/31金03:33 [201]




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