湘南ビールについては前回感想を書きましたが、実は如洗氏からは2本頂いておりまして、残るもう1本がこれです。ラベルによればこのビール、ドイツ東部の黒ビールで、ホップの苦みとモルトの旨味が長期熟成により調和され、香ばしく滑らかでコクのある味わいのビールなんだとか。原材料は麦芽、ホップ、水(丹沢山系の伏流水)。これも前回の湘南ビターと同じですね。 香り:黒ビール独特のカラメル香はするにはしますが、それ程強烈ではありません。某キリンの黒ビールのようにただ焦げ臭いだけというのは勘弁なので、私としてはむしろこの程度でとどめてくれている方が好ましいのであります。そのおかげで鼻の悪い私でも何とかホップの香りを感じ取ることが出来ましたし。 味わい:苦みはさ程でもなく、むしろ酸味が目立つくらいです。と言っても、決して酸っぱ過ぎる訳ではなく、それなりに甘みもあって、三味が程良く調和が取れているという印象です。ただ、あんまり穏やか過ぎて、黒ビールらしくないという人もいるんじゃないかなぁ。そもそも黒ビールって、かなり強烈なお味ですもんね。それに比べるとこの黒ビールは実におとなしくて、まるで瓶ビールに対する生ビールのような感じ(わかるよね、この例え)です。 結論。評価はAマイナス。香り4、味わい4。個人的にはこれまで飲んだ黒ビールの中では一番うまいと思いました。アサヒの黒生はアサヒの製品の中では例外的に好きな方に属するビールなんですが、これに比べると数段落ちますね。あれはちょっと量を飲めませんもん。今評価を与えるなら、香り3.5、味わい3で総合的にはBというのがせいぜいのところでしょうか。 ちなみに、今日のおつまみはビールと一緒に付いて来た牛タンのハム。こいつはビールのおつまみに最高! 前回の骨付きソーセージの方は汁気、というか脂気が多過ぎてちょっと閉口という感じでしたけど、こちらは味付けといい香りといい申し分なし。汁気の多さもこれに関してはむしろ好都合というもの。これなら評価はA与えてもいいくらいっす。ハァ、有難や有難や。長生きはするもんぢゃ(;人;)。
鳥取県気高郡青谷町の蔵元の酒。日本名門酒会頒布会が6月に頒布した1本です。先に紹介した「飛良泉」「華鳩」は4合瓶で1セットでしたが、こちらは1升瓶1本だけで頒布されています。能書きが付いていたような気がするのですが、どこにも見当たりません。変だなぁ。捨てるはずはないんだけど。幸い、注文した時のパンフレットがありましたので、以下、その内容を転記しておきます。 その名のごとく、日を置くごとに旨さが増す酒造りを目指す酒蔵。 鳥取県の玉栄を使って醸される酒は、香り高く、軽快な中に適度な 酸味と芯の通った力強さを感じさせる。海女の里「夏泊」という地 名を冠した、山陰の海のように静けき辛口の酒である。 香り:吟醸造りのはずなんですが、どういうわけだか香りに乏しいお酒です。含み香にも吟醸香はなし。所謂日本酒の香りがするだけ。このお酒のどこが香り高いんだか(^^;。 味わい:甘みはほどほど。酸味はやや強めというところでしょうか。飲み終えた後、酸味が結構しつこく後を引きます。一応純米酒だけにそれなりにコクはありますが、他に特記することはなし。飲み続けるとかなり飽きます(^^;。 結論。評価はCマイナス。香り2、味わい2。無念っす(;_;)。いくら何でも話が違い過ぎ。こんなお酒を1升も飲むのは辛かったよぅ<(T。T)>。 ちなみに、このお酒には肴として「白イカの麹漬け」が付いておりました。一見塩辛風ですが、見た目と裏腹にこれがまた甘いんだ(^^;。白イカのスルメと胡瓜を麹に漬けた地元の保存食らしいんですが、酒の肴としては今イチ、というか今サン(;_;)でしたね。私は普通の塩辛の方がずっといいっす。
先日紹介したペールエールと一緒に頂きました。やはり原材料は麦芽とホップのみ。アルコール度数も同じく約5%。色はアンバーエールよりやや薄目です。 香り:アンバーエールとよく似ています。と言うか、違いがあるのかなぁ。私にはさっぱり区別がつきません。同時に飲み比べてみればわかったかも知れませんが…。う〜ん。 味わい:基本的な味わいはアンバーエールと同じですが、アンバーエールよりは多少辛口かな。そのせいか、アンバーエールよりもホップの苦みが強いような気がします。 結論。評価はAマイナス。香り、味わい、ともにアンバーエールとそんなに違いはないのですが、甘みが少ない分、個人的にはこちらの方が好みに合うのでこういう評価にしました。
福岡市西区の浜地酒造のビールです。杉能舎は「すぎのや」と読みます。友人の手土産として頂きました。能書きによればこのビール、インターナショナルビールサミット’97で金賞を受賞したビールなんだとか。何やようわかりませんが、凄いですね。原材料は麦芽とホップのみ。アルコール度数は約5%とのことです。色は文字通り琥珀色。かなり濃いっす。 香り:ホップの香りが利いてますね。よなよなビール程強烈ではないですが、含み香にはパイナップル系の香りがします。中々いいホップを使っているようですね。 味わい:やや甘めですが、ホップの苦みがそれなりに利いているので、嫌味には感じません。いかにも日本の地ビールらしく、程々に濃厚でコクのあるビールだと思います。 結論。評価はBプラス。味、香りとも十分合格点を与えられる出来なんですが、もう一つ抜きん出たものがないんですよね。これぞ杉能舎ビール!とアピールするものに欠けるというか。全国津々浦々で地ビールが作られている現代で生き残りをかけて行くためには、どこかアピールするところがないとねぇ。てなわけで、期待を込めて今回はやや辛口にこのような点を付けさせて貰いました。
一般には湘南ビールとして知られるビールです。如洗先生よりの賜り物にて御座候。有難や/\。 ラベルの能書きによりますと、このビール、長期熟成させたピルスナータイプのビールで、通常のビールの2倍のホップを使用、甘みを抑えたキリッとした飲みごたえが特徴の、湘南の夏に相応しい限定ビールなのだとか。原材料は麦芽、ホップ、水(丹沢山系の伏流水)。要するにモルトビールのようです。瓶には太い針金とプラスチック&ゴムで出来た頑丈な栓が付属しておりまして、開栓してもこれで蓋をすれば炭酸が漏れないようにすることが出来るようになっています。500ccしか入っていないんだから、そこまで用意する必要ないんじゃないかと思うんですが、そこはそれ、用心に越したことはないということなんでしょう(^^;。色はピルスナーにしてはやや濃い目というところでしょうか。 香り:立ち香・含み香ともにそれ程強く感じません。これは推測ですが、原料ホップとしてビターホップを多用しているからでしょうか。まぁビールの場合、香りが強ければいいというものでもありませんからねぇ。特に生ビールの場合、香りがあんまり強過ぎると量を飲めませんもんね。ピルスナーであるということを考えると、これはこれでいいんじゃないかと思いました。 味わい:ホップを2倍使っているというから、さぞや苦いのかと思いきや、それ程でもありませんでした。勿論普通の生ビールよりはずっと苦いと思いますが、苦さとしては大手メーカーの瓶ビール並みという印象です。さすがピルスナーだけに、味わいや喉越しは結構さっぱりすっきりしていますが、それでも地ビールらしいしっかりしたコクと旨味は感じられますね。後口に若干の苦みが残りますが、これも決してしつこいものではなく、穏やかに消えて行きます。ともあれ、地ビールは一般にあまり沢山は飲めないものですが、これなら大ジョッキも行けそうな気がしますよ。 結論。評価はA。大ジョッキとは言わないまでも、ぜひ中ジョッキで飲みたいっすね。茅ケ崎に蔵元直営のレストランがあるみたい(JRで行けば駅から10分くらいの距離みたいですよ)ですから、来月そちらに行ったら、飲みに行きたいものでゲスな。暇があればですが。 ちなみに、本日のおつまみはビールと一緒に入っていた骨付きソーセージをボイルしたもの。茹でている段階で脂が浮きまくりでしたが、かじると肉汁と脂が更にじゅわっと吹きこぼれて来ます。って言うか、いくら何でも汁気が多過ぎ(^^;。私としては、もう少し締まっている方が好きなんだけど。折角お味はよかっただけに、残念っす。
先日お中元の手続きのついでに1本購入しました。 酔琴さんのおっしゃることにほぼ賛成なんですが、 なんかインパクトの弱い黒ビールってな趣でした。 ま、好みの問題もありますが、ここまで黒ビールに近いんなら 行くとこまで行ってほしかったです。 でもそうなると、お茶の発泡酒というセールスポイントが 消えてしまうなあ。 やっぱり、このあたりが限界なんでしょうかね。 評価は酔琴さんにおなじく、Aマイナス、ってとこです。
秋田県由利郡仁賀保町の蔵元の酒。日本名門酒会頒布会が6月に頒布したお酒のうちの1本です。岩手県でもないのに「飛良泉(ひらいずみ)」とはこれ如何にってな感じですが、かつてお酒のことを「飛び切り良い白い水」と表現したことに由来するのだとか。原料米は「吟の精」。それ以上のことは能書きにもラベルにも記載がないのでわかりません。 香り:能書きに「ほのかな芳香」とあるように、立ち香・含み香ともに温和です。特記すべきことは何もないなぁ。そりゃ、普通酒のような日本酒臭さなんてのは確かにないですけどねぇ。何かもう少し訴えるものがないかなぁ。 味わい:甘みは中程度。酸味は強い方だと思います。口に含んでいる間はそうでもないようのですが、飲み下した後、酸味がかなり残りますからね。しかも、この酸味は結構尾を引きます。まぁ飛騨のお酒ほどしつこい酸味じゃあないですが、この辺はさすが秋田のお酒というところでしょうか。しかしその他は特に言うこともありません。 結論。評価はC。香り2、味わい3。飛良泉は以前秋田の乳頭温泉に宿泊した時に飲んで大変美味しかった記憶がある(評価は今ならAプラスを付けていたでしょう)ので、これは私としてもかなり残念な結果です。尤も、その時飲んだのは純米大吟醸でしたので、比べるのは酷過ぎるかなとは思いますが。値段は4合で肴付きで1500円でした。 そうそう、このお酒には肴として「比内鶏燻製たまご」が3個付いていました。あの比内鶏の朝採り卵をボイルし、燻製にしたものなんだそうです。比内鶏は何度か食べたことがありますが、あれは美味しいですね。実に旨い鶏肉です。原種は天然記念物になっていて食べることが出来ないので、現在食肉用として出荷されているのは交雑種なのですが、それでも十分に美味しかったっす。その卵というからには、さぞや旨いに違いありますまい。はっきり言って、このお酒の肴として食べてしまうにはもったいない(^^;と思いまして、今回は食べるのを見送りました。11月まで持つようですから、それまでは美味しいお酒が来るのをじっくり待っていようと思います。ちゃんちゃん。
広島県阿芸郡音戸町の榎酒造のお酒です。日本名門酒会頒布会が六月に頒布したお酒の一つです。音戸町はかつて軍港の町として知られた呉市の沖に浮かぶ倉橋島の北部にある町で、呉市との間のわずか90メートルの狭い水路は「音戸の瀬戸」と呼ばれ、平清盛がたった一日で開削させたと伝えられる名所なんだとか。この「華鳩」を造っている蔵元である榎酒造、創業は明治32年、戦前戦後を通じコンクールでの輝かしい受賞暦を誇る蔵元なんだそうで、今年も国税庁主催の「全国新酒鑑評会」で金賞を受賞したそうです。使用酒米は広島を代表する酒米の傑作品種「八反錦(はったんにしき)」。以上、添付の能書きからの転載でっす(^^;。 香り:能書きにも料理やおつまみとの相性を考えて香りを控え目にしていると記されていた通り、香りはそれほど強くありません。所謂吟醸香の類は感じられませんが、日本酒臭いという訳でもなく、それなりに上質のお酒であることが窺えます。 味わい:甘み酸味ともに控え目。ただ、後口に若干酸味が残りますから、やや酸味の方が勝っている感じはします。とは言え、全体的に見て軽いお酒であることは間違いないですな。一言で言えば、物足りないんですよね。私は腰のしっかりしたお酒の方が好みなもんで、申し訳ないっす。 結論。評価はBマイナス。香り3、味わい3。ま、吟醸酒ならこんなもんでしょ、ということで。それより特筆すべきは肴の旨さです。実は今回の頒布会、地元の肴が付いて来るんですよね。今回はイイダコの干し蛸。これが実に旨いんですわ。軽くあぶって召し上がれとありましたので、割り箸で挟んでガスレンジであぶってみたのですが、それで十分旨いっす。少々堅いのが難点ではありますが、確かに噛めば噛むほど味が出て来まして、実に美味しい。するめよりも旨いんじゃないかと思ったほどです。この肴と一緒に食べることを考えれば、あんまり香り高い酒は確かに合わないかも知れませんな。そういう意味では、もう少しお酒の評価を上げてもいいかも。ちなみに、肴の評価はAです。
鹿児島県大島郡与論町の焼酎です。実は私、黒糖焼酎を買ったのも飲んだのも初めてなんですよね。そんな訳で、適切な感想を申し述べることは出来ないかも知れませんが、そこは初めてということで、ご了承の程を。 この黒糖焼酎、購入した酒屋の話では、かなり評判のよいお酒のようです。かつては島内でしか飲めなかったそうなのですが、最近になってようやく島外でも買えるようになったのだとか。アルコール度数は20度。黒糖焼酎って、こんなにアルコール度数が低かったっけ? 泡盛並みに高かったような記憶があるのですが、私の気のせいでしょうか。 香り:まずは立ち香を嗅いでみます。くんくん。さすが黒糖焼酎だけに、黒砂糖の香りがぷんぷんしてきますね。では早速、ロックで飲んでみましょう。ぐびぐび。うっ(--;。こ、これはいけません。どことなく生臭いような黒糖の臭みが強烈に匂って来ます。普通、匂いの強烈なお酒はロックだとまだ匂いが穏やかになって飲めるものなのですが、これはいかなこと。とても私にはついて行けません。 そこで、今度はお湯割りで飲んでみました。ぐびり。ふ〜む。こちらの方がロックよりもずっとましですな。何と言っても、ずっと匂いが穏やかですもん。この程度なら、まぁ香りと表現してやってもよいかな、と。 味わい:はっきり言って私には物足りないっす。砂糖が原料の酒のくせに、甘い訳でもなし、かと言って辛いわけでもなし。芋焼酎ほどの味の濃さが感じられないんですよね。やっぱり砂糖からでは、このような単調なお酒しか出来ないのかなぁなどと、生意気なことをほついざきたくなってしまいます。 ちなみに、ラム酒に関しても私は似たような印象を持っています。特にホワイト〜ゴールド系のラム酒がそうですね。実に単調にして平板。それに対してダーク系のラムは確かに強烈は強烈ですが、カラメルの味や香りを除けば、これもまた至極単調。深みというものに欠けるんですな。結局、砂糖を主原料とする蒸留酒に対する私の偏見を改められる程のものはなかったというのが正直なところです。 結論。評価はCマイナス。若干評価が低過ぎの感がなきにしもあらずですが、何せ比較の材料がないもんで(^^;。ほんとは、もっと他の黒糖焼酎を飲んでからでないと、相対的な評価はしづらいのですけどね。多少の留保付きということで、今回は取り敢えずこれでご容赦下さい。あ、値段は5合瓶で1200円くらい(かなり不確か)でした。
25日のワイン会でキリンシーグラムのおじさんお勧めのワイン。 当日参加したインポーターさんは、キリンシーグラムとテロワールの2社。それぞれが自慢の赤ワイン(といってもだいたい普段飲み用)を出してくださいました。 「あまり酸っぱくなくてなおかつ凝縮感のあるもの」という当方の要求にならばこれを、と薦めてくれました。 キリンシーグラムはワイン輸入業としては後発組で、カリフォルニアワインや新世界ワイン(南米とか、南アフリカとか)に力を入れているそうです。 レイノルズはカリフォルニアの醸造元。グラスに注ぐと、4年前のワインにしては色が落ち着いています。赤ワインとしてはまだまだ若いはずですが、葡萄色よりもややレンガ色がかった熟成した感じの赤。 口にすると、フランスのカベルネにある口がしわしわになるようなタンニン分はほとんど感じられません。まろやかで、大変口当たりがよろしい。酸味も少なく、かといって薄くもないしっかりした味わいです。 含み香(ワインの場合もこういうのかは不明)はバニラやチョコレートの甘い香り。実は鼻があまりよくない(何せ小さい頃からずーーっと鼻炎だった)私にもはっきりかぎ分けられる香りです。フレンチオークの樽の内側を焦がしたもので醸造すると、バニラ香が強くなるとワインの本で読みましたが、これがそうなのでしょう。 この強いバニラやチョコレートの香りはカリフォルニアワインの特徴なのだそうです。アメリカ人の好みなのかな。 しかしながら、ワイン自体が甘いかというとそんなことはありません。あくまでもフルボディ(ミディアムくらいかも)の赤。濃いワインが好きな方にはよいと思います。 酸味や渋みが強くないので、お料理がなくてもいけます。フランスパンとチーズのような塩気のあるつまみがあれば十分でしょう。何もなくても可。そういう意味でもアメリカ的なのかも(偏見)。ポテトチップスやポップコーンなどのスナックだけでパーティーをするのにもぴったり。 96年なのに、ずいぶん熟成した味わいだと思いましたが、シーグラムのおじさんによると、カリフォルニアワインは95年から作り方が変わってたいそうおいしくなったそうです。95年以前のものとは比べ物にならないとか。ですから、カリフォルニアワインを買うなら古い物より新しい物の方がお得なのだそうです。うーん、この辺もアメリカらしい。 何だか褒めているのかけなしているのかよくわからない文章になりましたが、おいしかったのは確か。グラスに3杯以上飲みましたから。口当たりがよすぎるのが欠点か。深みに欠けるという気もする。 でも評価はB。希望小売価格が3000円なのだそうです。2000円だったら文句無しにAなのですが。プレゼントしてもらう分には大歓迎です。 詳細はラベルもボトルも手元にないので不明。 ワイン会ではこれとシャンパーニュの他に、イタリア、チリ、フランスの赤ワインが飲めましたが、それらを飲んだときにはすでに酔っぱらっていたので、コメントは不可能(銘柄も覚えていない(^^;)。
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