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中型限定解除(静岡中部免許センター)
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□投稿者/ ダイスマン 知人(3回)-(2013/06/17(Mon) 23:49:05)
| こちらのサイトを穴が空くほど参考にさせて頂き、無事2回の受験で中型の限定解除ができました。感謝の意味を込めて、私が経験したことをここに紹介させて頂きます。
まずは、受験直後に自分用のメモにしたためた内容をそのままこちらにコピペします↓
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本日静岡中部運転免許センターにて中型限定解除の技能審査を受験してきました。前の週には、4トンの平キャブトラックをレンタルして練習しましたが、そのおかげでエアブレーキに悩むことなく、S字やクランクでも脱輪することなく円滑に最後まで完走することが出来ました。本日午後の部は、私以外にも少年野球団でマイクロバスを運転する必要があるHさん(本日初めて)と、トラック乗りで会社から言われて取りに来たYさん(本日5回目)の3名でした。本日の審査官はOさんという50歳くらいの方。親切に事前の説明をしただいたのと、ワンポイントアドバイスも、ワンポイントどころか、メニーポインツでした(笑)。
記憶が新鮮なうちに頂いたアドバイスと反省点を列記し、次回の受験では必ず合格を目指すべくイメージトレーニングの参考にします。
1.交差点は最徐行:最徐行して安全確認もちゃんと出来ていた交差点もあるにも関わらず、結構スピードに乗って(と言っても20キロ程度)ちゃちゃちゃっと通過してしまった交差点もありました。5点確認は出来ていて良かったものの、交差点に入る前に全ての確認を済ませておいた方が簡単だよね、というアドバイスを頂き、必要以上にきょろきょろしていたようでした。 2.運転姿勢:シートを後ろに下げすぎてハンドルを持つ手が7時25分になっていたようです(覚えてない・・・)。適度に狭いくらいで10時10分または9時15分でいこう。 3.キープレフト:次の曲がり角が右折でも、30メートル以上ある場合は第一通行帯を走って、常にキープレフトを心掛ける。
ここまでがワンポイントアドバイスの内容。ここからは自分で気が付いたこと。
4.ポンピングブレーキ:意識していたのになぜか全くしていなかった。 5.速度超過に注意:指定速度50キロの所を焦っていたせいか60キロまで出してしまった。次回は慣らし運転の際にもう一度確認してみよう。 6.方向転換の場所を通過時に目視:してなかった。 7.狭路はもっと右側に振ってよし:左後輪がやや脱輪気味だった。運転席側をもっと右側に振った方が安心。あと、狭路は1速の方が良いかも。 8.エンスト直前までクラッチは切らない。停止前にシフトダウンしておく。 9.方向指示器で3秒、右左折・進路変更前に30メートル厳守。 10.最初から窓を開けておくと、 バックの際にブザーが聞こえて安心。 11.後方間隔は詰めすぎないように(今回、審査官が降車して確認したけれど、離れすぎでは無く詰めすぎたため)
褒められた点 1.車輌感覚はつかめている 2.振り出し(ROH)の確認が出来ていた
次回は、基本に忠実に。各審査項目の基礎をもう一度確認して6月12日の再審査に臨もう!
人の振り見て・・・ Yさんの改善すべき点 1.止まれできちんと止まっていない 2.隘路や狭路への進入に際してハンドルを切るのが気持ち早すぎる 3.運転がぎくしゃく 4.5点確認があやふや 5.方向転換や後方感覚でシートベルトを外しハザードをたいているがはっきり言って無駄な行動(他にやるべきは安全確認では?)
人の振り見て・・・ Hさんの改善点 1.車輌感覚がつかめていない(まさに飛び込み一発) 2.緊張しすぎ(ウィンカーを反対側に出したまま発進など) 3.教習所走りを忘れている
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これを何度も読み返して、さらに中型限定解除の書籍で安全確認の部分を更におさらいします。 5点確認は、戸塚自動車学校の教員によるとどうやら2種免許で必要らしく、1種であれば普通自動車と 同じ感じで問題ないそうです。ただ、隘路で切り返しの際に後方を目視で確認するとか、方向変換で 入る場所を目視するとか、いちいち止まってから再度動く際の安全確認は、減点されやすいので 必要以上に意識しておく必要があると思います。
レンタカーで練習したのは、交差点での右左折、あと後方感覚は初めてトライすると必ず空きすぎるので 何度も何度も練習しました。初回の受験では隘路のあとの後方感覚で「これでもか!」というくらいまで 詰めたら試験管が「ちょっとまってて」と言って下車してしまったので、「あれ?まだ空いてる?」と 思ったら、後部座席に乗っていたHさんがバックモニターを見ながら「殆どぶつかってるんじゃないか?」 というところまで下がってましたよ、と教えてくれたので衝突→試験中止ではないか試験管が確認したようです。^^;)
1回目、指定速度では60キロも出してしまいましたが、実は5回目受験という人から「排気ブレーキが 使えないので、カーブ手前までにスピード出しておいた方が良いよ」などという余計な情報をもらって しまったため速度超過してしまいました。これを試験管に話すと「あ〜、余計な知識を入れられてしまい ましたね」とコメント。試験回数の多い方でいかにもトラック乗りな感じがしたので、信憑性が あるように聞こえるのですが、初回受験の方のほうが余計な情報が無くて受かりやすいのでは無いかと 思いました。ちなみにその方、安全確認はおろそかなのに、方向変換でハザードをたく(不要)、 後方間隔ではシートベルト外して窓から外を覗く(私には距離感がつかみにくく、後ろの窓越しに 見た方が合わせやすかった)など、なんだか余計なアピールが多いような気がしました。
試験中にハザードをたくことは一切無いのでこういうのを見てしまって「あ、やらなくちゃいけないのか」 などと思わないように気を付けたいところです。
あと、指定速度以外は基本的に徐行でOKです。さすがに長い直線ではメリハリを出して20〜30キロは 出したいところですが、交差点、カーブなど徐行で確実にクリアしていきましょう。センターラインを 踏んでしまって原点と言うこともあり得るので、そういう損な原点は避けたいところです。
あとコースは受験前に2回歩いて確認、その際には「この辺でウインカー、この辺で車線変更、ここで安全確認、ハンドルを切り始めるのはこの辺」という感じで、実車に近いイメージで歩きます。中型の 限定解除コースは約1.7キロなので、2回歩くと良い運動にもなります(笑)。コースを覚えていると 心に余裕が出ますので、コースはしっかり覚えたいところです。(ちなみに2回とも2コースでした)
2回目の受験では、これらの点をしっかり意識して、練習はせずイメージトレーニングだけで合格しました。 完走したあと手応えがあったものの、ほかの県では「合格すると紙を渡される」というのをどこかで 読んでいただけに、コメントも「ミラーで前を合わせると出過ぎることがあるので気を付けて」というくらいで 何も渡されなかったので、「あれ?不合格?」と疑問だったのですが、静岡中部免許センターでは 合格発表までは知らされないシステムのようです。ちなみに1回目は3名とも不合格だったので 合格発表すらありませんでしたが、2回目は合格発表の音楽と共に掲示板に番号が表示されました。 3名中、ほかの2名は完走していなかったので、合格発表の音楽と同時に「あれ?この間は この発表はなかったよね?で私以外は完走してないから、私の合格のためだけに発表?」と 期待していたら、まさにその通りでした。
ちなみに、難点で合格したのか聞いたところ85点とのことでした。意外とマイナスされているなあと言うのが 正直な感想だったので、何が減点要素だったのか聞いたところ「車体感覚は問題なし、安全確認で少し気になるところがあった」とのことでしたが、特に気にする程度では無いとのこと。(それでも試験ではマイナス されて、それが積み重なると試験中止です。)
免許証を渡してわずか5分ほどで裏に「限定解除」の文字。にんまりして帰路につきました。 これでマイクロバスの運転が出来ますね。 中型限定解除を受験することで、自家用車に乗るときも安全確認をする、遵法運転を心掛けるなど プラスの面もありました。
ポイントをまとめると以下でしょうか: 1.車体間隔は4トンロングの運転で慣れることが出来る(車長+エアブレーキ) 2.安全確認はポイントを押さえて必要な場所で実施する(書籍でおさらい)
「意外と簡単だった」というのが正直な感想です。中型限定解除で乗れるトラックは限られますが マイクロバスの運転が出来るのは大きいです。静岡なら受験は1回3100円です。3回受験+4トンロングの レンタルを入れても合計2万円ほどなので、躊躇されている方はトライしてみてはいかがでしょうか。
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