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役立たずの注釈(本編[197]への) 
 「当夜」のうちに書いておきたいこと(本編[198])を25:00ころにアップしてしまって1時間以上も経ってから、そうして一時消えることになった前夜分のテキスト(同[197])の注釈を書いても仕方ないところはあるが、24時間のうちにそれを読んでくださった方には無意味ではあるまい。――
 「映像のネクロフィリア」と題された講演で私が話したかったのは、直前に本編[192]、[195]、[196]に記したDVD絡みの問題では、ない。それは2章構成の本論部分の前半「DVDの倫理学」と結論部分でそれなりに面白おかしくとりあげたが、本論後半「映像の殺戮」(タイトルは不気味だ)でむしろメインに論じたのは、やはりこの日記の[163]で論じた、いわば「〈承〉の美学」(笑)のことであった。そこでとりあげた「アマデウス」と「ベルリン・天使の詩」の2本から、片やこれから悲劇に向かう、片やこれからハッピーエンドに向かう、それぞれの〈転〉に先立つ、いかにもといいたい〈承〉の部分を各5分ほどを「上映」して、淀川長治気分で講釈などを垂れた。そう、そうやって5分ほどを切ってもってくること自体がすでにじゅうぶんネクロフィリアなのだ。
 結論近くで、最近ひそかにハマっているゴダール遊びというのを披露した。パワーポイント文書のアニメーション機能をつかったもので、たしかWEBでもスライドショーは可能なはずだから研究して、こんど公開しよう。
モダニスト 2002/12/08日02:28 [179]




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