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あらすじ 
 昨夜の本編[125]は「それ以前」の問題があるのでなかば茶化して書いているが、私の映画評は、いかに字数制約がある場所(ヘンな日記だ)とはいえ、最低限のあらすじ紹介を怠っているので、まことに映画評の体もなしていない。なので今夜は、「マレーナ」についてきわめて短く、その試みを――。
 1940年代のシチリア。マレーナという、男なら誰でも視線を釘づけにされる美貌の、そして豊満な肉体をもつ、女がいる。軍人である夫が出征、戦死するところから、彼女は運命によって弄ばれる。生きるために土地の名士や軍人を相手にする娼婦となり、やがて終戦によって駐留軍人たちが去ったときに、町の女たちによって私刑を受ける。マレーナは傷つき町を去るがそのあと、死んだはずの夫が負傷の痕も痛々しく帰ってくる。夫の不在中に彼女の身に起こったことを、しかし町の誰も説明できない。否、ひとりだけ例外がいた。彼女にあこがれ、ほとんどストーカーのごとくその生/性を窃視しつづけた少年レナートがそれ。夫は少年からの手紙を手がかりに妻を捜しに出て、やがて2人で町に戻ってくるが、映画は全編、すなわちその帰還までのプロセスが、その冒頭で買い与えられる自転車に乗って町を往来する少年の視線をとおして描かれる。否、ナレーションの声が、のちの老いたるナレートであって、つまりこの「枠」の設定が凡庸きわまりないのだが…。
 と、最低限のあらすじを書こうとするだけで日記スペースの半分超を占めるので、今後も開き直って映画評「未満」の感想そしてそれを見るにいたったつまらぬ経緯などを書いて、お茶を濁すのだろうな。
モダニスト 2002/08/19月01:21 [143]




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