サッカーおばかさん!

小説更新


やっと日向誕SS書き終わったー!
SSっていう長さ区分も微妙な感じになってきたのと、後半のアダルトさで、小説小部屋に全文まとめてアップいたしました。バイト数的に2ページになってますが、ブログ未掲載分はまるっと後半です。

おーまーたーせーしーまーしーたー。
そうして、待って下さってた方、本当にありがとうございました。


ある日のとある萌え会話の中で、「若島津って、日向への神様からのプレゼントだと思う!」という話題が出て、マジも大マジ、心から私もそう思っていたもんですから、こんなネタになりました、という。
つまりコンセプトが『日向に若島津をあげよう!』
それしか考えてなかったので、内容に「日向の誕生日そのものは掠りもしていない」というのは、本当に後になってから気付きました。アホか…。
ぶっちゃけ、前半部分で書きたかった事については私の気は済んでしまったのですが、書いてる内に「あ、これはエロいシーンが入らないと納得しない(日向が)」になってしまって、ああそう入れないとダメなんですね要るんですねみたいな…。みたいな!
誰にサービスって日向へのサービスだ(泣) 私に出来る精一杯のサービスがこれだよ日向!(マジ精一杯。限界。ゼーハー)

そんなわけで、「なんだかこの話は若島津が随分と日向に優しいのね」と言っていた私の友人は、ある意味でとても正解を突いています。だってこの若島津にはリボンかかってんだもん! でっかいリボンかけて日向にお渡しする物件(笑)だもん! いつもの5倍増しの勢いで当たりの柔らかい人を目指しました。……でも多少の荒くたさは残っちゃったけど。←ま、書くの私だしな…。





以下、このネタを書き出した時についでに一緒に走り書いてた色々。に付け足し。
要は日向語り(笑)


いつぞやの昔に出した本でも私見で記した事がありますが、日向って真面目に考えると「どんだけ不幸設定だよ…」って私は思っちゃうんですね。鬱設定連続のドシリアス漫画ならともかく、あの原作設定、あの登場人物の中では破格の扱い(?)で生い立ちが暗い。なぜか主人公よりよっぽと波乱バンジョー人生。こんな人生歩んでるサッカー選手がリアルで居たら、週刊マ○゛ジン辺りで「日向小次郎物語」とかが連載されちゃいそうな勢いです。…あ、自伝本はもう出てんのか!(原作中でな!)
そうだ確か「猛虎」でしたっけ、すげぇタイトル。でもあれが原作でチラ出した時、周囲のドン引きと笑いの渦の中で「やべ、こんな本が出てたら多分私は買う」とひっそり思ったのも懐かしい思い出です。(という私は、もちろん「ゴールは俺に任せろ! 川口○活物語」と「俺のシュートを受けてみろ! 柳○敦物語」を持っている) そして今、中澤物語を買おうかどうしようか迷っている…。

話が逸れた。
まあ、とにかくドラマチック…というより、ひたすらハードな生い立ちですねと。
大前提的に「自分の好きな事(サッカー)」をするためには「勝ち続ける事」が必須条件、ってのがまずあって、さらによくよく考えると「それが本人にとって本当に一番好きな事なのか?」って疑問すら湧いちゃって、でもここについては続編(て言い方でいいのか)で一応は「サッカーが、仲間が好きだ!」と明言されたので、ああじゃあそうなんですねと納得はする。さらに「親の墓を立てたい」「お袋をいい家に住まわせたい」ってのが「サッカーで有名なチームに行きたい」ってのと並んで俺の子供の頃からの夢でした!、って──なんだって貴様はそんないっぱいいっぱいの幼少期なんだ(泣)

いっぱいいっぱい。まさに私にとって日向少年はそう見えるのです。特に自分が大人になってからよく考えたら。(学生時代に読んだ時はそこまで考えてなかったですー)
余裕がない。ありそうに一見は見えるのに実は全然ない。
と、私が日向に対してイメージが変換した辺りから、──えーと、まあ日向も好きになったんですが。なので、ウチの日向、私が書く日向は、デフォルト設定でいつも「余裕がない」人になっちゃうのかもしれません。そしてこれは紙一重で「ヘタれ君」と通じるものがあるという恐ろしい罠。おそろしい!

という事で、「ヘタレないように、薄暗くて大人でワイルドで余裕のない日向に挑戦!」てのも今回の自分課題でした。なんか色々矛盾してる気もしますが、その矛盾もコミで私の日向イメージ。(ムチャだなあ)
しかし、何か漠然と日向が姑息な男になってしまったようにも思えるのは気のせいか…。


リアルに、もうたかが漫画のキャラに何言ってんだってくらい馬鹿みたいに、時々キョーレツな勢いで「この子には幸せになってほしいなあ」と思います。(そうでない話も自分じゃ多々書いてるけどッ)
ほっといても自分で幸せ掴みにガツガツ頑張るんだろうけど、努力を惜しまないヘコたれない人なんだろうけど、「誰かからもらうシアワセ」ってものも味わっていいんじゃないかと。もしかして彼はそれの求め方を知らない、もっと大袈裟に言うと求める必要性にすら気付いてないんじゃないかと。
そんな肩肘張って、いつも全力疾走で真夏の坂を駆け上がって行くような生き方ばっかりしなくてもいいんだよ、と。
声をかけてあげたい気が、たまに、します。
(でもそれが『日向』って生き物のカッコよさでもある気がするのでー、ちょと複雑ー)


そんなこんなで、日向小次郎氏、お誕生日おめでとう。めちゃくちゃ遅れてごめんなさい。
あなたに一番のプレゼントはやっぱり若島津だと、悩んだ末にこれが私の結論でしたよ!(笑)


どうぞ、あなたの未来にあらん限りの祝福と幸多からんことを。
God bless you.
2009年09月30日(水) No.220 (更新報告/お知らせ)

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