サッカーおばかさん!

西部劇でコジケン


お友達(って言っていい!? いいよね、Hさん!/笑)が振ってくれた話題で、「西部劇でコジケン」についてしばし語り合う。つか、萌えをぶつけ合う。


元々私は時代劇や時代小説が好きですから(作家や作品はかなり選り好みするが)、西部劇ワールドも大好きです。この二つをなぜ一緒に並べるのかは、そりゃクロサワ好きの外人さんに訊くまでもない。
「流れ者がフラっとやって来て誰かの窮地を救って、また去って行く」って舞台設定が無理なくまかり通るってのが多分一番大きい。シェーーン!カンバーク!な世界。

映画だと『明日にむかって撃て』が私にとっての萌え西部劇最高潮で、近年(…に入るか?)のだと『マーヴェリック』なんかも好きでしたー。
OK牧場なんかもうっすら覚えてて好き、ケビン・コスナーのリメイク『ワイアットワープ』もそこそこ面白かった。(同じく『OK牧場の決斗』をメインにしているらしい『荒野の決闘』はなぜかまるで内容を覚えていない) クリントさんのはなんか記憶がごっちゃに混ざってますよすいませんという感じ。
開拓モノと大雑把にくくるなら、『大草原の家』シリーズの初期も突っ込みたいところ。しかしあれは西部ではなく東部か。時代的にバックボーンが近いって事でここはひとつ。

それから意外とこれは知られてないらしい…10年以上前だったかな、確かNHKで深夜にやってたテレビシリーズがあってですね……。
『ヤングライダーズ』というドラマ。鈴置さんが主役級の声をやってたんだっ マメに見てたわけではないんですけど、なかなか凝った青春群像劇だったと記憶しとります。再放送しないかなー、そしたらちゃんと全部録画して見るのにー。
自分の記憶を確認したくて語り合いたいとたまに思うのですが、これを「見た事がある」という人と今まで1人しか会った事がありません。しかも一般人。私が熱く語りたいところは口に出せねえっ(笑)
(確かさー、鈴置さんが声当ててた人がリーダーっぽくって、もう1人気の短い若造が居たような。それを鈴置さん声が面倒見てたような…西部のポストマンたちの群像劇。違ったっけ??)←鈴置声が主役の回だけしか真面目に見てなかったので本当に記憶があやふや。


『明日にむかって..』は今さら言うまでもなく──本当に素晴らしいよなアレは…!
世界的にもコンビ萌えの原点に近いんじゃなかろーか。『あぶ刑事』あたりが多分影響受けてるよねっていう。ラストも衝撃のカッコよさ。マジ衝撃。あのシーンをポスターに持ってきた当時の広報さん、すげーと思う。尊敬する。
あれと『スティング』(こっちは西部劇ではないけど。同じ俳優コンビ)は私にとって永遠の金字塔だぁ!
(余談ながら私は携帯を買ったばかりの当時、着メロサイトで『明日に..』のテーマ曲を見つけて喜び勇んでダウンロードして、仲良し2人組の男友達の着信音にしてあげてましたが、「こいつらにはもったいないわ!」とある日思ってチェンジした事があります。本人たちにはガッカリされた。代わりにガンダムの「哀戦士」にしたんですが、これはこれで公共の場でいきなり鳴ると口から心臓が飛び出しそうになる)



てわけで(笑)、西部劇はやっぱ萌えの宝庫ですねと。(前振り長過ぎです)

個人的には「深夜のたき火のそばで丸太(岩でも可)に腰を下ろして不寝番しつつ、手にはブリキのマグカップ」と、「宿場町でのイカサマ・ポーカー」は絶対に外せない萌えポイントです!
前者は日向で、後者は若島津で、が理想かなー。いや逆でもいいが。
反町はどっかの町の新聞記者だといい。って、時代小説でも戯作者や瓦版屋のイメージがある反町。どこに置いてもスタンス一緒か。

♪ローハイ・ローハイ・ローハイ♪と侘びしい曲に任せて、夕焼けの大地を馬で行くのもまったくもって萌え。銃撃戦も萌え。くわえ煙草でテーブルに足投げ出して、ポーカーのカードを繰るのも萌え。夜は小さなランプの傍らで銃の手入れをするのも萌え。酒場の女にはモテモテ♪、なのも萌え(笑)
で、最終的には2人で旅立つと。俺らの旅に女は無用さ…、ふっ(♪ローハイ・ローハイ)
まあ別の意味でお前らには女は無用だがな!



あ、市東亮子『東から来た男』と、ひかわきょうこ『荒野の天使ども』の事を語るの忘れてた! 少女漫画ニ大西部劇モノ。←勝手に名付ける。
えーと、今度。
2008年05月20日(火) No.33 (萌えバナシ!)

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