サッカーおばかさん!

自慢! 自慢だから!


自慢! 自慢だから!

バレンタインデーにこんなん作りました。


並ぶとこんな感じ♪

 

……正確には14日に間に合わず完成したのは15日になっちゃったんだけど。
最近、さほど甘いものを食べなくなってきたFさんにチョコケーキやトリュフを用意したところで、8割私が食べる事になるのは目に見えている! というわけで、ネタ系に走ってみる事を決意する私。
(ちなみにこの話を共通の友人U嬢にしたところ、「……最近?」と言われました。いや以前に比べてというような意味で。食べてくれないわけではないのだが、ケーキ一個で充分になられちゃうと甘いもの大魔王の私としては寂しいんじゃーい) ああ、私は一度にケーキ二個は軽くいけるさ…。

まず、型を見付けるのが面倒くさかったです。色んな器で試してみました。うまくてっぺんがまるーく出来る型がなかなか見つからない。意外とみんな平になっちゃうんですよね。おかげでコーヒーゼリーを作っては溶かし、作っては溶かし(笑) 
実はFさんはこれに気付いてたようで、「冷蔵庫によく黒いモノが毎回違う形で保存されているが、いったいコレは何なんだろう?」とひっそり疑問には思っていたとの事。そうか…何も言わないからバレてないと思ってた…。

100円ショップ等でプラカップを買って試すなどもやってみたのですが、それでも「コレ!」という型は見つからず。手持ちの中国茶器やなんかも試すに至って、結局「コレだ!」となったのは、───萩焼きのお煎茶用茶器でした。
ぶっちゃけ!こんな事に使っていいのかは本気で悩んだ! 祖母の形見分けで私の物になった、多分それなりにいいお茶器! お客様がいらした時か、いい和菓子が手に入った時しか使用しない、ウチの食器の中でもランク上の子。こんな事に使われるたァ職人さんもびっくりだ。


そんなこんな、意外と型探しで手間取ってしまいました。
さて次は食用着色料を用意しなければなりません。いつも行くスーパーにあると思ってたら……なんと黄色がなかった!(青と赤はあった) どうしよう、黄色がないとウチのインコの色味は作れない。
泣く泣くFさんに「仕事帰りのスーパーかどっかで、食用着色料の黄色と青があるセットを買ってきてくれない…?」とメール。帰ってきたFさん→「ごめん、なかった」

私「あの……もしかしてもう私が何をしたかったか分かっちゃってる……?」
F (にぱあぁぁ…!、と笑う)
私「分かっちゃってるのねーーッッ(泣)」
F「だって黄色と青だもん! 黄色と青で出来るものって、ねえ!?」(んぱああああぁ…!)

くっ、だから彼女を巻き込みたくなかったんだー!! もう出オチみたいなもんですからねこれ。バレたら色々と半減ですよ!
こういう形のものを作ろうとしてた事まではさすがに分かってなかったみたいですが(そりゃまそうだ)、なんか私がバレンタインデー用にウチのカワイコたん的な何かを作ろうとしてる事は超バレバレー。
おまけに結局着色料は手に入ってないし。→アマゾンに頼みました。最初からそうすりゃよかったわ…。
アマゾンでは4色セットのものを頼みました。ふむふむなるほど、これを配分調合すればどんな色にも対応出来ると!

とりあえず頭の黄色部分は杏仁豆腐ゼリーで、下の首?部分はホワイトチョコレートババロアで作る事に決めてありました。材料を用意したらね、色配合ですよ。PC上で色の確認はCMYKで済ませてから作りました。ぶっつけでは怖くて出来なかった。
「そう、ウチのインコの胴体の色味はだいたいC55/M6/Y26、ほっぺのワンポイントはだいたいC87/M60、頭部の黄色は…Y20〜30ぐらいでこれは勘でいいか、フムフム」みたいな。
この辺り、画像ソフトを普段から弄る方は「ああ、はいはい」と分かって頂けると思うのですが、Fさんに言ってみたら「何の呪文!?」でした。つまり印刷用色指定の数字ですだよ…(笑)
(正確には「ウィル(インコ)の胴体の青緑って、CYだけで構成されてないのよね。マゼンダ(M)がちょっと入ってこの複雑な感じになってる。M10じゃ多いんだよねー、M5〜6くらいの微妙さ。そんでYも30程度で弱めなのよねー」みたいに言ったら「呪文か!」と)

まあこんな細かい色指定を、着色料で私が完全再現出来るわけもなく。そこはだいたいで。
顔の部品もホワイトチョコ+着色料、ホワイトチョコ+ブラックチョコで。
作ってる最中、「チョコのテンパリングで私今テンパってりんぐ!」とかギャグで騒いでましたが、本当にこれがもしかして一番壁が高かった。※私は不器用です
薄くうまく伸ばせなくって(泣) 微妙に厚くなっちゃって、それを割れないように切り出すのが難しくって!

そんなこんなのドタバタを経て、やっと完成したカワイコたんゼリー&ババロア!
最後の過程で目をくっ付けてたら、声に出して笑ってしまいました。目が付いた瞬間に生き物っぽくなる不思議な感じが妙におかしくって。
余談ながらゼリーだけの状態だと、プルプル揺れる感じが「なんか…ふなっしーみたい…!?」byFさん
前々から「ふなっしーはウチのカワイコたんと色味が似てる!」と私は熱く語っていたんですが、ここに来てFさんも実感しないわけにはいかなくなった(笑) そして確かに胸元に赤リボンくっつけたら、この行程で充分にふなっしーゼリーも作れるなと私も無駄にときめいた。←無駄だ。


オチ的な事を付け加えると、「上の部分を杏仁ゼリーで作って黄色にわざわざ着色しなくっても、実はフツーにプリンで良かったのでは?」とは食べ終わってから気付きました。
F「確かに」
私「杏仁の味しかしなくなっちゃってたし…」
F「下のとこのババロアの味、しなかったもんね。杏仁に全て持ってかれてて(笑)」

ち……っっ
単に粉を溶かして作る杏仁ゼリーより、溶かしチョコ入れたり卵の黄身入れたり生クリーム五分立てで混ぜたりそれを火にかけたり!、ババロアのほうが手間暇めっちゃかかってるんですよ!! それの味がほとんどしないって───杏仁最強過ぎたー。味的にもプリンとのほうが絶対に相性よかったはず。しっぱい。

 
2015年02月17日(火) No.482 (その他の呟き)

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