サッカーおばかさん!

年越し魚。


高校サッカーに私の頭が寄ってて、楽し興味深いコメントを頂いたのに触れるのを忘れてました。

今年の年越しお正月は同居人Fさんと過ごし、出身地域の違いから「おっとびっくり!」な気持ちを味わったのは先に書いた通りですが、───
おっしゃ、コメント頂きました! Fさんとほぼ同じ地方ご出身(在住?)の方から! 情報提供ありがとうございますー!

岩手内陸では年越しにナメタガレイは矢張りデフォだそうです!(笑) 神棚に御供えもするそうです。
こちら、まるっとFさんに読み聞かせました。「お父様が31日の朝に神棚に御供えしてあったカレイを勝手に食べちゃった。お母様は烈火のごとくお怒りになった」エピソードには、Fさんは新聞広げていた手を止めて爆笑してました。


「そら怒られるわ! 高いのに!!」
「……一匹千円て凄いな。どんな立派なカレイなんだろう」
「いやする。そのぐらいは当たり前にすんの、暮れのナメタカレイは」
「ねえ、年越し蕎麦は『昼でもいいじゃん!』なのに、カレイは大晦日でないと絶対にいけないんだね? そのFちゃんの感覚もよく分からないよ。だったら年越し蕎麦は最低夜の10時過ぎ!、ってのにもご賛同頂きたいんだけど!?」
「神様に御供えしてから食べるものと、自分の都合で忙しいから蕎麦食うってのと一緒にされても! 全然違うよっ」
「違うかあ?」

ここでまた「蕎麦は江戸商人の掛け売り集金が大晦日だったせいじゃん!」「確かに最初はそうだけどさァ!」の言い争いが繰り返され、──とにかく「ナメタカレイを大晦日の朝に食すなど言語道断、ましてや神棚にあったのに!」には納得させられました(笑)

コメントの方もFちゃんちも、ナメタカレイは煮付けにするもので一致しとります。煮付けもデフォか!? ウチに伝わる風習では鰤を照り焼きにするようなもんか!?(どうもこれは関西風の風習らしい。そういやウチは三代くらい遡ると関西出身だー)
そして私がなんとなく「カレイ」と単に言うのと違い、Fさんは毎回「ナメタカレイ」と発音し、頂いたコメントにも「ナメタカレイ」とはっきり書かれてました。
普通のカレイではダメだと! どう違うのか! なぜに「ナメタ」でなければ年取り魚(年越し魚)として認められないのか!
───試しに検索してみましたが、理由は結局分かんなかった。大晦日ではなくむしろお正月、お節の「年越し魚」ってんなら、鰤とか鮭とかはよく聞くんですけども。シャケ・イクラ・鰤のたぐいは出世魚だからだと聞いてて、そっかなるほどと子供の頃から納得してました。……カレイは……なんでなんだ…何がどうして「カレイ」なんだ………。
なぞはいまいちのこる。


さらにプチ謎、もうひとつ。
「神棚に御供え」→のちに家族が食す?のか??
お仏壇に頂き物を一度御供えするのと同じようなものか、とFさんに訊いてみました。
「あー、そうじゃない? そうだと思うなあ…」(何となく自信がなさそう。というか、私の質問責めにもう面倒臭そう)
神様に一度饗したのち、お裾分けを頂く、みたいな儀式かな。そういやウチの新築の地鎮祭やった時、神主さんが来て祝詞あげてくだすって、後に御供えしたものを大工さんたちと山分け(笑)したような。果物とか野菜とかを。(※鯛は確か神主さんが持って帰った。「ナマモノはねぇ」とおっしゃってたと記憶している)
お家に神棚がある方は、あれをナチュラルに日々やっていらっしゃる……という解釈でよろしいのか。
そこでふと思ったのは、「神社に初詣で行くと見かける、大樽をアチコチからのご寄進で積み上げてあるアレ。あれって後で神社の人たちでやっぱ呑むんか!?」
割とどうでもいい事が気になりました(笑)
 
2010年01月15日(金) No.262 (その他の呟き)

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