サッカーおばかさん!

とうけんじょし。


いきなりですが、
今週の「歴史ヒストリア」(NHKの歴史番組)のテーマが「刀剣」でした。さらに金曜(もう今日か)の「ぶらぶら美術館」(BS日テレの美術展示会や博物展の紹介番組)のテーマも「刀剣の世界」です(笑)
私「推してくるねえ」
F「ああ、なんか最近は刀剣女子とかいうのが…」

刀剣! 私も好きですね! 特に拵えとセットで好きv 刃紋も好きv ジーコジャパンの時の全日本ユニには刃紋の意匠がほどこされてて(ジーコ監督のリクエスト「日本のサムライ感を出して!」的なものに応えて)あれには当時も私はきゃっきゃと喜んだものでした。歴代ユニの中では二番目に好きだ! ──ちなみに一番目は、思い出補正も込みでフランス大会/日本がW杯初出場と28年ぶりに五輪出場をはたした時の縄文炎の意匠ユニ。色んな夢をあのユニは見せてくれたものだったぜ……。

太刀も好きv 古墳時代から奈良時代にかけての両刃のゴツい鉄剣も好きv 藤ノ木古墳から出た太刀のレプリカなんて、見てると造りの美しさ見事さにクラクラしちゃうほど好きv(実物は錆びてボロボロです…)(まあ、藤ノ木古墳から出たものはなんもかんも好きだけどね!)
最近になって東大寺の大仏下から出てきた「陰陽剣」(陰と陽、合わせて二振り)もいいー♪ あれまさか実物を、たとえ写真でも自分が拝めるなんてと感動した…! 千年以上も行方不明だった刀が形状を保って現代に出てくるなんて…! ほう…。ただ、いかんせん名前が名前だけに「どーもゲームやアニメに出てきそうな感じで、他人様には口にしづらい(笑)」とウチでは言われております。ざんねん!
平安時代の太刀も優美で美しい。反りがいいっすね反りが! 太刀はやはり下げてこそ美しい気がするので、そーいうおひな様の仕様があったら(右大臣様のとか)見てみたい…。※つまり「腰に差す」のではなく、金具付きで「腰に吊り下げて」欲しい。
ぐっと時代を引き寄せ、幕末の「ひときりっぼうちょうッ」ってな反りの少ないガッと斬れそうなのも捨てがたい。もちろん拵えは外せぬ。鞘は当然、笄(こうがい)や鍔や目貫の意匠も意味ありげにセットだともうたまりません!
我が儘だけどー、刀剣一本だけよりー、やっぱ外装(?)セットのが見たいねーん。鮫皮巻いた柄の糸の色合わせなんかにもグッときちゃうー。

そんな私にFさんから朗報、
「予告見たら、今週のぶらぶら美術館の副題、『江戸のダンディズム』だって」
おお! それは確実に拵えもコミだね! 私らの好きな細工物もセットだねっ
「そう、とりあえずあなたが喜ぶだろうなーって(笑)」
根津美術館のらしいよ、とも言ってました。根津の刀剣は去年だか一昨年だか、Fさんが一人でブラッと見に行ってたヤツだー。私がたまたま寝込んでて一緒に行けなかったやつだ……。

そういや以前、現代刀鍛冶のかたとお話する機会を得た事がありました。
まだお若い鍛冶師さんでした。私はつい「時代劇を見ていて『ここ違う〜』とか思われる事ありますか? 私は亡くなった祖父が日本刀を集めてたらしくて、祖母がその縁で本物の刀を持った事があって、『日本刀はあんな簡単に振り回せるような重さじゃない!』って不満を漏らしていたのをよく聞いたんですけど」なんて尋ねてみちゃったりして、そうしたら鍛冶師のかた曰く

「重さより、刀を(峰打ち用に)かえすシーンで、音響効果で『カチャッ』って音が入るのが気になりますね。あんな音が本当にするんだったら、その刀は(柄から刀身が)抜けます(笑)」
「ああ、カチャカチャするのは締め(?)が悪い、と。じゃあたまに見る、握りこぶしで柄を上から叩いて外したりするのも…」
「そんな簡単には外れません!」

てな会話をしたのが忘れられない…。あと、現代では割と女性鍛冶師の人もいますよ、って教えて頂いたのも面白かったですv(昔は女性はダメだったのです)


とりあえず今週の「ぶらぶら美術館」は見損ねないように録画しないと〜♪

 
2015年07月10日(金) No.516 (萌えバナシ!)

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