日付 : 2010年01月12日 (火)
件名 : 全てに感謝
何もなければ、何もしなかった。
結構貪欲に生きている今が好き。 私の人生、燃えてる。 でも、こんなもんじゃない。
今日は、自分の上品さに驚いた。 買って来た苺を洗っていて、一個床に転がった。 「これはいくら何でも、わたくしが頂きましょう」 と咄嗟にひとりごとを言いながら拾い、洗って横に置いた。 「こんにちは」 いきなり声をかけられ、すぐ隣に同じフロアの女性がいた。 びっくりすると同時に、うわーと思った。 聞かれたとしたら、お上品だと思われただろうな、と思った。 それで、あ、私、上品なんだと思った。
洗った苺をもぐもぐしてなくて、良かったな(^^A
こんなところにも、「おひいさん」だったお母さんがちゃんといる。 無意識のときや寝ぼけているとき、不意に現れる。
「お母さんが亡くなるとき、気に掛けてたのは下の妹だけだ」などと意地悪な伯母さんが作り話したってダメ。 父はそんなこと一度も言ってなかった。もし聞いたら、激怒するだろう。
お母さんは、突然亡くなったから、自分が死ぬなんて思ってなかった。 他の叔母さんも、「小さい3人の子供達を家に残して入院したから、心配で心配でたまらないんです」と亡くなる直前も周囲に言ってたそうだ、と随分前に教えてくれた。
父の日記がここにあれば、後から大切な家族の歴史を歪曲するようなことは誰にもさせないのに。
でも、こういうことがあるから、記憶にないお母さんの愛を確信できるのかもしれない。
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