日付 : 2009年01月17日 (土)
件名 : 高窪教授刺殺事件
犯人の叫び声を犯行時間帯に聞いた複数の学生が研究室にいたのに、誰も飛び出さなかったのか。
第一発見者は、留学生。多分、叫び声を聞いて廊下に出たら犯人が飛び出してくるのを見て、不審に思ったのだろう。
教授が恨まれるとしたら、単位を与えなかったことくらい?
すると、犯人像は、教授に恨みを持つ留年(予定の)学生。 そのせいで卒業・就職できないことになったとしたら、事情によっては逆恨みされかねない。
独身じゃないから、彼女をとられたとか、そんな理由ではないと思う。
この事件で気になるのは、最近の日本人の自制(+自省)心不足もさることながら、第一発見者が留学生だったという事実。
いつかオフィスの廊下でSOSの非常ベルがけたたましく鳴ったとき、私の次に飛び出してきたのは、アメリカ人だった。
違うボタンの押し間違いだったことが判明し、「間違い」と日本語で言うと、彼は「オー」とほっとした。 「マチガイ、マチガイ」と言いながら、仲間と隣のオフィスに戻って行った。
日本人もたくさんいるのに。 奥にいて聞こえなかった人が多いとしても。
人と人との関係が希薄な日常。 意思疎通の程度と反比例するかのような凶悪犯罪の増加。
他人に無関心でいられる社会ではなくなったということか。
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