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2008年 11月
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日付 : 2008年11月10日 (月)
件名 : 半分の基準

先日、一戸建ての気分で玄関にお水を撒いたら、階下に水漏れ(・・;

結局、火災保険の特約で、こういう保険にも入っていたことが判明し、助かった。

一時は、数百万円も覚悟した。

だって、下の人の剣幕が・・・☆

お風呂のお水が溢れたのではないか、と疑ったらしい。

玄関を見てもらったら、納得した様子。

後で、精神的に不安定なのだ、と打ち明けられた。

悪いことしたなと思った。

壁紙等の修繕費用は、数万円だった。
それでも、保険って、ありがたかった。
安心のための仕組み。

思い出したのは、上野のマンションにいたとき、上から水漏れした夜のこと。

ベッドで熟睡していたら、夜中の2時頃、天井からポタポタ垂れてきて飛び起きた。

すぐに飛んで行って、夜分遅いことを謝って、
「天井から漏水しているようなので、見て頂けませんか?」
と、訳を話して見てもらった。
出てきた女性は、お風呂場を確認し、ぺっこりお辞儀をされて、
「申し訳ございません」
と、最後まで顔を上げなかった。

謝らなくていいから、すぐ垂れないようにしてくれればいいのに、と思い、急いで戻ってきた。
結局、一晩、洗面器等をベッドの上に置いて凌いだ。
朝まで、お水のポタポタは止まらなかった。

翌朝、隣の部屋で何も知らなかった兄に話したら、
「立派な人じゃないか」
と、なぜか怒られた(・・;???

今回、確かに、私が一方的に悪い。

でも、同じことを経験しても、あのとき私は一切責めたりしなかった。
何かを請求することなんて、考えもしなかった。

今回の漏水は玄関だけで、数時間後に謝りに行ったときには、もう何ともなかった。
写真で注意深く見ても、壁紙の剥がれかけも目立たない。

思い出して、ちょっと複雑。

ひよこは、こう出会うということは、人口の半分はそういう人なんじゃないかって。
決して、例外的なんじゃなくて。

喜んでいいのか、悲しんでいいのか(^^;

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