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日付 : 2008年11月06日 (木)
件名 : オバマ大統領

トップクラスの弁護士であるヒラリーもかなわなかった。
いい意味での、期待を裏切る大統領が現れた。

確かに、誰がなってもアメリカは大して変わらないという諦めムードとは、オバマは無縁だ。

暗殺されないことを祈るだけ。


大阪で、車の下に人を巻き込んだまま引きずって死なせた事件。
ホストで、人相も悪く、素行も情状も悪かった。

被害者は、弟にも尊敬されるような立派な人だった。

「こっちが死ねば良かったのに!」と叫ばずにはいられなかった。

でも、責任能力には疑問を持っている。

あらゆる可能性を考えるのが、法律家の使命だと思う。
多数決では、決められない。
感情に流されないで。

「引きずったまま走れば死ぬことはわかっていた」
取調の全過程の録画を見たい。
飲んでいたのなら、飲酒量と酩酊度を知りたい。

洗車もせず、車を置いて逃げ出した。

もちろん、「規範意識の鈍磨」という事情も充分考えられる。

でも、執行猶予中だから何が何でもその場から逃げ出したかった、というだけなら、殺人罪の故意があったといえるか。

ぶつかったときに、死なせてしまったと思い込んで逃げたのだとしたら?

本当に気の毒な人だけ法律で救いたい。
こんな奴死刑、と思う心は、どれほどの罪深さなのだろう。

多分検察官は、いつもこんな葛藤を抱えている。

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