日付 : 2008年01月28日 (月)
件名 : 頑張る理由
私にできることをするしかない。 今、経験しているいろいろなことは、全部必ず役に立つ。 だから、希望を失わない。
兄がもしも、騙されてあの評判最悪な病院の副院長になったのだとしたら。 絶対に、私が救い出す。
ちゃんとした人の紹介なら、ちゃんとした病院へ行くはず。 でも、騙されやすいから、そこらの変な人に騙されて恩を着せられて、最悪な病院とは知らずに契約させられることも、十分ありうる。
「行こうかと思ってるんだ」 と聞いたときに、病院名までちゃんと確かめればよかった。
あんなスペシャルクラスの医師が、大きいだけのへんてこ病院に行ってしまうとしたら、大変な社会的損失だ。 今までの病院のように、日本で一番ではなくても、必要なだけの最新医療機器は揃っているのか。
今まで不動のものと思っていたことが、次々に崩れていきそうな、どうしようもない不安。
でも、もしもそこだったとしても、兄のことだから、たちまち建て直しを図ることは間違いない。 どんなにへんてこな病院でも、横柄な医師たちでも、兄はすっかり別病院のように変えてしまうだろう。
それを信じて、私は自分のことを精一杯頑張る。 ひよこも、連日の疲れとストレスで指が冷たくなっていたし。
このくらいでなければ、私のことだから、何も努力しない。 これはまさに、私の背中を押してくれるチャンスだ。 私が頑張れば、いつか誰の力にもなれる。
心配したって、始まらない。
|