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日付 : 2007年08月05日 (日)
件名 : 試験問題漏洩事件・緒方元長官事件について

司法試験の問題を漏洩した教授の処分についての、先日来のニュース。

大昔からずっと普通にやってたことでしょ、慶応に限らずどこの試験委員のゼミでも。
新試験になったから、漏洩の事実が漏洩したというだけで。

こんなこと、知らない合格者の方が少ないと思う。
そうでもしなきゃ、受からない試験だったから。

だから、今後の自粛効果に期待できることだけで公正さの担保は十分図られていくと思う。

発覚したのがついてない、と口止めに走られるよりずっと健全だ。


緒方元長官の詐欺容疑について。

何て馬鹿馬鹿しい容疑だろうと思う。
本気で詐欺だと考えている人なんて、一人もいないのでは?

だって、資金が調達できないのを隠して登記を移転したって、払えないことがすぐ相手に分かってしまうじゃない。

捕まるのが分かっていて、何のためにそんなことをするだろう?
ありえない。

朝鮮総連と元弁護士会長を無傷で助けるため或いは、その故意が立証できなくてこんなことになったか。

ばっかみたい(・。・; というのが率直な感想。

実質的に考えれば、実際にお金が動かなくても、買ったことにして朝鮮総連本部を残してあげられるのなら、と思うのは、特に朝鮮に恨みのない人々にとってはある意味善意に溢れた思考だったと思う。

それがなぜいけないことなのかという点について、考えが足りなかったかもしれない。

それとも、それも十分考えた上での結論だったのか。
もしも国家や民族を超えたところで苦悩して、結果的に法も超えてしまったのだとしたら?

いずれにせよ、元弁護士会長は「自己に不利益な供述」をするため口を開かねばならないと思う。
それで緒方元長官が救われることになるのなら。

罪名が変わるだけとしても、不名誉は挽回される。

ただ、あと考えられることとしては、最終的に資金調達のメドがつかなくなって、・・・(−−;でも、それを黙してる意味はあるだろうか?

そこだ。最後の引っかかりは。

結論として。
元弁護士会長が全くの無罪ということは一応ありえても緒方元長官に詐欺の故意はない、というのが大方の(正常な)見方であろうと思う。

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