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鶴見川釣行記 2000.12.31 |
20世紀最後の日
● SAGE RPL+ 今日は釣りに行く予定では無かったが、海外通販で注文していたSAGEのRPL+が届いたので、どうしても振りたくなって1時間ほど鶴見川に来てしまった。RPL+は見た感じ、#5にしてはバットが太く、重さも#7のPRECISIONとほとんど変わらない。でも川に着いて実際に振ってみると軽く感じるのはどうしてだろう。ラインが軽いのはもちろんのことだけど、キャストするときにタイミングがあってラインがのっていれば、それほど力を入れなくてもスムーズに飛んでいくからだ。SAGEというブランド、ロッドの値段、デザインの良さ、どれを取っても一流品だ。でも実際に振ってみるまでその真価は分からなかった。まだそれほどたくさんのロッドを使ったことがあるわけではないけれど、少なくとも今持っているロッドの中ではちょっと次元が違うように思う。 ところで、釣りの方はというと、最初はコイを狙っていたが、潮が下げていておまけに最近すれているせいか、姿を見られると遠くに逃げてしまい、フライを流してもヒットしない。そこで今日も背鰭を見せて泳いでいたボラにターゲットを変えて狙う。フライを変えながら、10回ほど流したところで微かなあたりが... 合わせると、あっという間に水流に逆らって15mほど走り、しかもなかなか浮いてこない。5分ほど粘って浮いてきたのは50cmクラスのグレーの背中。なかなか大物のボラだ。が、姿を見て安心したわけではないが、ちょっとラインが緩んだ隙にフックを外されてしまった。残念!! でも20世紀最後の日に、すばらしいロッドと出会い、ボラと言う新たなターゲットも見付けることが出来て、来年はさらにフライにはまりそうな予感のする釣行だった。
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