鶴見でやっと
● 水門で緋鯉 今日は鶴見川で３回目のコイ釣りだ。今までまったくコイは釣れてないが、セイゴが釣れたりペリカンさんのランディングを手伝ったりで、それなりに楽しかった。が、そろそろ本命のコイを釣りたいものだ。
サンスイから鶴見川に向かいいつもの水門についたのが２時過ぎ。ちょうど満潮のはずだ。水門の流れ出しを見ると思ったほど深くなっていない。でもコイはそこそこの数が泳ぎまわっている。早速仕度して釣り始めるとペリカンさんのロッドが大きく曲がっている。ランディングしたところに行ってみると綺麗な緋鯉だ。幸先のいいスタートだ。が、後が続かない。水中を良く見るといるのはコイだけでボラが全然見当たらない。コイもフライが落ちただけですぐに逃げて行く。かなりすれてるようだ。 ● 待望の１匹目
さすがに今のコイを思いきり引っ張りまわしたので、分流では釣れなくなって、また水門のところに移動。水位は変わってなかったが、水門の流れ出しにコイが重なるようにして集まっている。ペリカンさんはそれを狙ってさっそく１匹ゲット。私もそこに入れてもらい、フライを落としたとたんに２、３匹が群がるように来て、そのうちの１匹がヒット。今日３匹目だ。３匹も釣れれば充分だ。１匹釣ると３０分は手の疲れもあって、余韻に浸れる。半日の釣りとしては充分だ。今度は他の魚も狙って見よう。 ペリカンさん、いろいろとありがとう。おかげでやっと釣る事が出来ました。次は大物のボラか、シーバスですね。
|
鶴見川に行く前に横浜のサンスイでロッドを見てきた。来年のイエローストーン釣行と忍野と両方に使えそうな＃４のロッドを買いたいと思っているが、なかなか良いのが無い。ＳａｇｅのＶＰはあのくらいのファストアクションなら、向こうの川でも遠投がききそうだが、９フィートで忍野ではちょっと長すぎる気がする。８フィート６インチの＃４、３ピースがのファストアクションのロッドを探しているが、手頃なのがなかなか無い。まだまだロッド探しは続きそうだ。
その後当たりが無くなったので、前回行った上流の分流に移動。そっと川の中を覗くとそこここに２、３匹ずつ固まって泳いでいる。中には水面に浮いているビニールにライズしているのもいる。サンスイから来る途中に様子を見たときに、昼飯のパンを投げたがぜんぜん反応しなかった。どうしてビニールにはライズするんだろう。良く分からん。まあでも活性は高そうなので、分流の流れ出しのあたりから適当にうろうろしているのを狙い始める。今日はペリカンさんお勧めのフライを巻いてきたので、それを最初から使っている。確かにコイの反応は良くて、２ｍ先くらいから見つけては泳いで来て吸いこむが、フックが小さかったせいかなかなかフッキングしない。でも今日は行けそうだ。そのうち１匹でうろうろしていた大き目のコイの鼻先にちょうどフライが流れて吸いこんだ。今度こそはと思い、ちょっと横にあおるように合わせると...
ヒーット！！と、いきなり下流に走り出す。手応えが重たい。そういえば今まで釣った中で一番重たいかもしれない。御殿場の管理釣り場でヒットしたイトウもここまではなかった。足場が護岸の上なので下流に走ってくれるのは都合がいい。ちょうどそばに来ていたペリカンさんが指示してくれるので、それにしたがって護岸の茂みをかわしてちょっと下流の足場のいいところに降りる。そこは本流に入ったところで、かなり深くて流れが重たい。コイはしっかりフッキングしているようで外れる心配は無さそうだが、底に潜ったまま浮いてくる気配が無い。ラインが水面に突き刺さったままだ。ティペットは４Ｘ、ロッドは＃５。無理をすればティペットが切れるのが先かロッドが折れるのが先かといったところだ。ちょっと手が疲れてきたが、まだ上がってきそうに無いのでタバコに火をつけてとことん付き合う事にした。横にペリカンさんがネットを持って待機してくれているのも心強い。それから５回ほどリールを巻いては走りを繰り返して、やっとちょっと浮いてきた。そのまま流れに逆らってまた走ろうとするのをなんとかいなし、やっとネットイン。ふーっ、あらためて見るとホントにでかい。護岸の上に持ち上げるの面倒だったのでメジャーを当ててないが、６０ｃｍ近くはあるだろう。初めてのコイにしては上出来だ。
その後分流の上の方でもう１匹やる気のありそうなのを見つけ、フライを流すとすぐにヒット。やはりこのフライは威力抜群だ。ランディングできる場所を探して下流に誘導すると、そこら辺にいたコイがそろって一緒に泳ぎ出し、ペリカンさんのところに来た時には１５匹ほどの群れになっていたのには、二人で大笑いしてしまった。そいつも無事ランディングして、メジャーを当てるとちょうど５０ｃｍ。