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うらたん釣行記 2000.12.02


 
久しぶりの道志川ハイブリッド
 
 釣行日   2000.12.02  時間  12:00−17:00
 場所  フライエリア  天気  晴れのち曇り
 気温  10−3℃  水温  10℃くらい
 水況  やや増水  対象魚  ヤマメ、イワナ        
 ロッド  Free Stone FV833P  リール  MARRYAT MR7A
 ライン  DT3F  ティペット  7X
 フライ  EHC、HYNなど                釣果  ヤマメ(1)、イワナ(1)          

● 最初はなかなかの反応だけど

道志川にC&R区間が出来ると言うので、その下見も兼ねて道志川ハイブリッドフィッシングセンターに行くことにした。ここには以前、道志川で釣れない時に何度か来たことがあった。釣り券は3000円だが、一般の区間の釣り券(1000円)を持っていればプラス2000円でいいのがちょっと嬉しい。

朝一にちょっと用事があって釣り場の駐車場に着いたのが12時前。いしいちさんはすでに到着して釣り始めていた。ペリカンさんと仕度して流れに向かい、いしいちさんに様子を聞くとぼちぼち釣れてはいるらしい。周りの人も時々ロッドが曲がっているがちょっと渋めの感じがする。予想通りだ。流れは以前来たときとあまり変わっていないが、多少増水しているような気がする。

駐車場の正面は向こう側が護岸されていて浅瀬が続いている。そのこにはポイントごとに人が入っていたので、3人で下流のほうに歩いていき、浅瀬からちょっとしたプールの先の落ち込みが続いて変化のあるポイントが空いていたので、並んで入ることにした。

流芯は流れが速く、大きな岩などで脇の方も複雑に入り組んでいるので、フライは浮力のあるEHC#18をセレクト。あちらこちらで散発ながらライズは見られるから、反応はあるだろう。変更グラス越しに水中を覗くと、手前のかなり浅いところにもポイントごとに魚がついているのが見える。岸から少し離れて立ちクロスでドラグがかからないように流すとすっとフライめがけてライズしてくるが、ヒットしない。微妙にドラグがかかっているようだ。さらに注意して流すと今度は合わせ切れ。Free Stoneは柔らかい分ドライだと合わせのタイミングが難しい。そうこうしているうちに5回ほど合わせそこなって、手前の方すっかり反応が無くなってしまう。

いしいちさんとペリカンさんは流芯の向こう側を攻めているが、私はとりあえず1匹ヒットさせたかったので、沈める釣りでちょっと上の落ちこみを狙うことにする。フライはこのところ調子のよいHYN#18。落ちこみ脇の流れの緩いところをピンポイントに狙って行くと、3回所目でマーカーが止まったところで合わせると、プルプルっと反応があった。型は小さいがヤマメだ。本日の初ヒット。しかもヤマメ。ちょっと嬉しくなってゆっくり取りこんでいるうちに、ナチュラルリリース(苦笑)まあヒットはヒットだ。

● あとは渋々

その後そのあたりはすっかり反応が無くなってしまったので、上流に移動。時間は3時近くなっていて、さすがにお腹が空いてきたが、満足行く釣りが出来てないので誰も昼飯の事を口に出さない。それどころではないという感じだ。浅瀬が続いているポイントを適当に飛ばしながら、国道から駐車場に入ってくる橋の下を通りすぎ、さらに上流に行くと、また落ち込みが続く変化のあるポイントが出てくる。こちらの方は以前来たことが無かったので、またニンフで丁寧に探って行く。が、反応が無い。1回だけ流芯脇のちょっと速めの流れの底で魚が反転するのが見え、合わせたがヒットしなかった。下流のポイントもそうだが、どうも時間が経つにつれてどんどんすれていっているようだ。ペリカンさんといしいちさんもドライで攻めていたが、反応は悪いようだった。

そうこうしているうちにだんだん暗くなってきたので、ちょっとだけイブニングを期待しながら、また下流に移動。こうして釣り場全体を歩いて見ると、今日入っている人は全部で20人くらいだろうか。午前中のうちに来て午後から釣れなくなるとさっさと帰る人、午後からゆっくりくる人などさまざまだ。ちょっと面白かったのは、パズデザインのベストにバリバスのステッカーを貼って、明らかにあの有名人を意識した人を見付けたことだ。ペリカンさんも気がついていて、ドライで浅瀬でヒットしていたようなので腕の方もなかなかだったのだろう。

下流では、浅瀬からちょっとしたプールになったところにペリカンさんのあとに入って、EHCのサイズを落として狙うが、2回ほど反応があっただけ。それも底の方から電光石火でフライめがけて浮上し、手前で急ブレーキをかけて戻って行くと言うもの。あのスピードで見切りをつけてるとすると、半端なすれかたじゃない。

さらに下って、最初に釣り始めたポイントに戻り、また3人で攻め始める。私はその場所の最下流の奥の浅場でときどきライズしていた、そこそこ型の良さそうなのを狙って、EHC#16を投げるが、2回反応があったがどちらも空振り。どうもドラッグがかかってヒットし損ねている。あとから聞くとペリカンさんもいしいちさんもかなりティペットを長めにとっていたようだ。面倒くさがって短いままでやってたのがダメだったようだ。まだまだだなぁ。

その後ニンフに変えて、マーカーを付け替えているうちにナチュラルヒットしたイワナが本日の2匹目となって終了。今日は2匹ともナチュラルリリースなので(苦笑)写真はありません。

いしいちさん、ペリカンさん、お疲れ様でした。今日はほんとに渋い一日でした。
それにしても人が少なくて釣りやすいのは良いけど、川の規模が小さいのですぐにすれてしまうので、早い時間に来てある程度釣って、午後からはあの手この手ですれてきた魚を引っ張り出すと言うのが、ここの釣り方かなと思いました。オフのうちにもう一度は行ってみましょう。

もう一つの目的だったC&R区間の方は、車から見ただけだけど、ハイブリッドのすぐ下流がそうなるようで川は開けていて釣りやすそうだが、川幅が狭いのでこの日のハイブリッドと同じで魚がスレるのも早いかもしれないというのが、正直なところだ。