見てない魚は釣れる？
● 平日釣行は○。初めてのブラウン！ せっかく平日に休みを取っていくのでいつもより早く行こうと思っていたが、結局着いたのは１１時３０分頃だった。まず自衛隊橋で川の様子を見ると、人が少ないのなのって。土日なら１０ｍおきに並んでいるのに、今日は上流に向かって左側の岸には誰もいない。右側にも３、４人程度だ。ライズはほとんどないが流れの中に結構な数のマスがいるのも確認して、フィッシャーマンズテラスに向かう。火曜日は定休日のはずだけど... おおっ、車だけは停められるんだ！なんて良心的なんだ。皆さん路駐はやめましょう、せっかく良い駐車場があるんだから。川も目の前だし。
ホテル前の上流川に人がいなくなったのでそちらに移動し、また何投かするとヒット、がまたばれる。うーん... その後反応がなくなったので、さらに上流に釣りあがっていく。自衛隊橋までとりあえず行くことにするが、途中の浅瀬で反応があるがヒットしないので、ちょっと移動しようとラインをたぐると生体反応が、良型のマスがヒットしていた。あせって寄せようとすると外れてしまった。もう一度流して、上流を見ている隙にまたヒット、今度はしっかりフッキングしているようで無事ネットにおさまった。これでボは無くなったぞ！
お気に入りのポイントには、いつものデカイのが見えない。今日は隠れているのか、それとも移動してしまったのか。不思議なことに。この場所では普通のサイズのはなかなかヒットしない。いや忍野全体に言えると思うが、大物のニジマスやイワナの方が、案外あっさりヒットするようだ。大物が姿を見せてる時は食い気があると言うことかな？ ちょっと疲れて来たので、堰堤の分流の横で一休みしながら遅い昼食をとる。時間は２時過ぎ。食べながら周りを見まわすが、虫がいない。見えるのはユスリカくらいだ。これではライズも少ないはずだ。でも土日に比べると、魚も落ち着いていて反応が全然良い。やっぱり平日は○だ。 ● 念願のデカマスをゲット 昼食を終え、自衛隊橋上流の護岸へ向かう。やはり人が少ない。ショットを付けて流すと、一投目からマスがフライをくわえるのが見えた。合わせるとヒットするが、すぐに外れる。うーん... やっぱり変だ。原因はまあ分かっているが... ところで、ここは夕方になるとマスが浮いてくると思っていたが、そうでもないようだ。今日は日も高いうちから３匹ほどが、例の排水口の下流に並んで浮いている。何を食べているのだろう。ミッジピューパ？案外米粒だったりして。 今日はさらに上流に向かい、Ｓ字、吊り橋、二股、テニスコート裏から釣堀裏まで探ってみる。が、収穫無し。Ｓ字から上流でまともに釣れた試しが無い。相性が悪いのかな。１０日に放流されたと思われるイワナも何匹か見たが、か流の方のに比べると反応が悪かった。攻められやすい分スレるのも早いのかな。唯一の収穫は、５０ｃｍ近い大物を何匹か発見したこと。当然全て無視されたけど... 次はもう少し違うフライを使ってみよう。もっとナチュラルなのを。
自衛隊橋の下流にライズの様子を見に行くが、ほとんど無いのでまた沈めることにする。夏草が伸びて、その切れ目からキャストすると、数匹のマスが反応するのは見えるが、ヒットしない。そうこうするうちにフライが夏草の陰に隠れてしまった。ちょっとした誘いのつもりで、そのまま流しているとマーカーが止まっている。軽く合わせると、重たい反応が返ってくる。えっ、まさか... そういえばさっきデカイのが見えたけど... そんなのがかかるとは思ってなかったので、ティペット７Ｘのままだ。いきなり下流に走り出した。リールのドラグを緩めると、ラインがどんどん出ていく。夏草をかわして何とか１０ｍほどこちらも走る。ラインは２０ｍほど出たところで止まった。魚影が見える。確かにデカイ。無理は出来ないので、慎重に水面に浮かせて空気を吸わせる。しばらくすると疲れてきたのか動きが鈍ってきたようだ。また慎重に寄せようとするが、なかなかネットに入らない。３回目でやっとネットイン。４５ｃｍほどのニジマスだ。忍野の最高記録だ！！心臓がバクバク鳴っている。でも今日はそれがとても心地よい。 ● 見てない魚は釣れる？ 数は出てないが、もうほとんど満足できたので、あとはぶらぶらとホテル前まで戻る、途中、３０ｃｍオーバーを２匹ほどばらすが、それも気にならない。最後にホテル前で３０ｃｍほどのニジマスを追加して今日はオシマイ。最後までばらしの多い一日だったが、それでも満足できる一日だった。 それにしても、自分で見てないうちにヒットした魚は釣れるは、ちゃんと合わせた魚ははずすはで、ヘンな一日でもあった。誘いと自然に流すのの使い分けがまだまだかな。 ● 今日のハッチ 今日は日中は、圧倒的にミッジが多く、ちょっとした蚊柱はいくらでも見られた。あとは＃２２くらいのミドリカワゲラとフタスジがちらほら見えたくらいだ。５時過ぎに堰堤横の分流で、例のフタオカゲロウらしきのとクロマダラのスピナーが出ていた。
● 今日の反省など 今日はばらしが多い一日だった。原因はＭＳＣの巻き方。フックサイズが小さく、それを隠すように巻いているからだろう。もう少しバランスを考えよう。今日くらいなら、もう少しサイズが大きくても大丈夫だろうから。 久しぶりにＦｒｅｅ Ｓｔｏｎｅを使ったが、やはり使いやすい。キャストもしやすいし、ラインコントロールも楽だ。値段のわりに良く出来たロッドだ。今日くらい人が少なければ、Ｆｒｅｅ Ｓｔｏｎｅでゆっくりと釣っていくのがベストかもしれない。 今日はドライはほとんど使わなかった。ライズが無かったこともあるが、ニンフ、それもＭＳＣへの反応が良かったことが大きい。それにしても去年、初めて来た時はサイトフィッシングは全くダメだったのに、今はドライ方が苦手になっている。そのうちドライだけの日を作った方が良さそうだ。 もう一つ。ニジマスとイワナでは、反応が良いカラーが違うかもしれない。
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というわけで、いつものようにホテル前から釣り始める。ここにも２、３人しかいない。でもマスの姿も少ない。前回特に活性が低かったわけではなく、この時期日中はやる気のあるマス以外は隠れているようだ。とりあえずMSCを流すと何匹か寄ってくるが、平日だからと言ってすぐにヒットするかというとそうでもない。やはり平日でも忍野は忍野だった。が、何投かするうちにヒット、と思ったらすぐにばれてしまった。まあいいか、今日は平日だし...
これが変なパターンの前兆だった。
気分を良くしてまた上流に移動。イワナらしき魚影が数匹いるのを発見。MSCのカラーを変えて、一番手前のを狙って流すと、数投目でフライを吸いこむようにヒット。慎重に寄せてネットイン。良く見ると３５ｃｍくらいの綺麗なブラウンだ。やった、忍野で初めてだ！でもブラウンとイワナは区別がつきにくい。体側が見えると区別できるが、遠目では泳ぎ方、フライのくわえ方などそっくりだ。残りのイワナらしきのをさらに狙うと、一番大きいのは手を変え品を変えしてもダメだが、そのうち横にいた３０ｃｍオーバーのがするするっとフライに近づいてきてくわえた。これも良い型だそ、と思いながら寄せようとすると、また外れてしまった。今日はヘンな日だ、まともにヒットするとすぐに外れるし、見てないところでヒットはするし。
というわけで、また護岸に戻りＭＳＣを流すと、一投目でまたヒット。でまた外れる。今日はこればっかりだ。