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忍野釣行記 2000.06.10 |
限りなくボに近い1日
● 予想通り人は少ないが... いつものように10時ごろ自宅を出て東名に乗る。今日で今年7回目の忍野だ。このところ仕事も忙しいなか、忍野通いでちょっと疲れ気味だが、梅雨に入って天気が悪いと人が少ないのではと期待して、ついつい忍野に足が向いてしまう。東名がちょっと渋滞していたが、12時には到着し、フィッシャーマンズテラスに車を停めさせてもらい。ホテル前から釣り始める。予想通り人が少ない。でも予想に反して見えてる魚が少ない。そういえば138号の温度計は14℃になっていた。活性が低い?この時間にしては普通にライズが散発にあるにはるが。曇っていて水中が見えにくいだけかな。 最初はMSCを流す。いつものように反応は良いが、誘いを意識しすぎてるせいか、魚を散らせてしまう。数投した時に流し終わってピックアップをパンって感じでやったら、ブチッと言う音ともに魚が反転して逃げていった。かかっていたのに気づかなかったようだ。どうも調子が悪い。 フライを新作のB&B(忍野対策の新作、その内写真をアップします)に変えて流すとこれも反応が良く、当たりはあるがフッキングしない。その後フライをいろいろ変えながら2時間近く粘るが、結局ヒットは無し。おまけにMSCを3個ほどロストしてしまった。 上流に向かうと、やはり人は少なめだが、ウェーディングしている人が4人ほどいた。今日くらい人が少なければ水に入らなくてもいいのでは、と思ってしまう。近くで動かれると、魚が落ち着かなくて釣りづらい。調子が悪いとどうも人のせいにしてしまう、気をつけよう。 金田一の先の浅瀬で、これも新作の忍野バグとスカッドオールナチュラルを試す。魚によって反応が違って面白い。
● GWのリベンジ? お気に入りのポイントは今日は空いていて、しかも攻められてなかったみたいで、魚が落ち着いている。GWにあげそこなったデカイのも健在だ。MSCのオリーブしかないが、マスの鼻先に流し込む。1投目はちょっとそれてしまった。2投目で目の前のちょっと下を流れ、マスが下を向いた。今だっ... 合わせると重たい反応が... ヒットだ。いきなり潜ろうとして、リールのドラッグ音が響く。ティペットは7Xで無理は出来ない。3mほど先に置いてあるネットの方に慎重に向かう。前回ほどは暴れないぞ、この調子なら... ネットに手が届いた。わっ、走り出した。ブチッ!!!「あ"ーーー」思わず声が出て、座り込んでしまう。心臓がバクバク鳴っている。どうしてこう詰めが甘いんだ!自分が情けなくなる。おまけにフライ付きのマスにしてしまった。綺麗なマスなのに... ショックが大きくて、しばらく釣る気になれなかったので、ハッチの状況を調べようと堰堤の分流のところに向かうが、飛んでいたのはフタオカゲロウとミドリカワゲラ#22くらいだけ。もう4時過ぎてるのに。天気が悪くても気温が低いとハッチも良くないのかな? その後分流の合流点で忍野生まれらしいチビマスを2匹ほどあげるが、これではまだボも同然だ。というわけで今日は写真は無しです。 自衛隊橋付近で、イブニングまで粘るが、やはりライズは散発で、MSCなどを沈めるが数回あたりがあったのみ。橋の先の護岸では、今日もニジマスが浮いてきてライズしていたが、アカマダラパターンには全く反応しなかった。ライズフォームからすると水面直下で、多分ミッジピューパあたりを食べていたのだろう。 ● 忍野の放流について 今日自衛隊橋下流で釣っていると、橋の方からドボン、ドボンとすごい音がして、「ホーレ、イワナだぞ」という声が聞こえてきた。最初はぞこかのオヤジが、悪ふざけして、橋の上からキープしたイワナを投げ入れているのか、なんて奴だ、と思って橋の方を良く見ると、2、3人のオジさんが軽トラックから網で魚をすくっている。どうも漁協の放流のようだ。でも
最後に恒例の反省。ちょっと通い過ぎかな。ヒットからランディングまでのリズムが狂ってきている。そろそろ寄あたりで調整した方が良いかもしれない。それか、平日に行くか。
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