|
忍野釣行記 2003.05.10 |
端境期の寒い1日
● 季節が逆戻り 今日も6時に出発したが渋滞もなく8時には忍野に到着。川岸に下りるとすでにケンさんと大野さんが来ていた。大野さんは昨日から来ていて、夜車で寝てると死ぬほど寒かったらしい。確かに来る途中の国道の温度計は6度でまた冬に逆戻りしたような気分になるくらいの寒さだ。 流れを覗くとめぼしいハッチもなく水中でも魚の活性が低い。それではということで、場所を移動して水中に沈んでいるマスを狙うことにする。ペリカンさんがすぐにヒット。ニュージーのマス釣りみたいに5mくらい向こうからすっとんできたらしい(笑)私はもう少し上のポイントに移動し、まずは対岸をドライで攻める。しばらくして大野さんは40クラスのブラウンをヒットしていたが、その後が続かない。そこでアトラクター系のニンフに変えて沈めると打って変わって反応が良く、立て続けに3匹ニジマスをヒットした。ストマックはユスリカのピューパで一杯で、落ち葉が沈んだ水底からユスリカがかなりハッチしているようだ。
反応が悪くなったので、別の場所に移動すると、ケンさんが対岸を狙っていた。一昨年誰かが編み出した(?)秘密の釣り方をマスターしたらしい(笑)。この釣り方はマスが垂直に出てくる危険性があるの出ので良い子のみなさんはまねをしないように(笑)。ペリカンさんはケンさんと交代でこのポイントを攻めていたが、私はフタオのスピナ―が気になるので偵察に行くことにした。 ● ニンフで小爆発 自衛隊橋までぶらぶらと歩いて行くがフタオはほとんど飛んでいないし、良いポイントも空いていない。しかたなく空いてるポイントに入ると藻の切れ目にますが群れているのを発見。またまたアトラクター系のフライを流すと立て続けにニジマスに交じって今年初めてのイワナとウグイが釣れてしまった。久々の爆発だ。ホントならこの時期シミズミドリのFニンフあたりで釣りたいところだが、まあ端境期にこの寒さでこれだけ釣れたのだから良しとしよう。ウグイも釣れたし(笑)
● 複雑なハッチ リバーズエッジで昼飯を食べた後はイブニング前のハッチに期待して川に戻る。まだハッチがなかったのでニンフを沈めるが反応が悪い。ここはかなりすれてるようだ。そうこうするうちにアカマダラが流下し始めたので、ちょっと流れの速いところに移動しダンパターンを流すと反応が良い。コンパラダンとハックルダンで大き目のマスをヒットするが、どちらもばらしてしまう。詰めが甘いな。でもこれだけ普通のダンパターンに反応が良いのも珍しい。ところが、ちょっと下の方にいるペリカンさんに様子を聞くとあまり良くないという返事が返ってきた。ハッチする虫がそれほど多くないから、下まで流れていく前に飛び立つか食べられるかしているのだろう。 そのうちライズフォームが変わり、下からの食い上げになる。何を食べているかは分からない。水面には#20くらいの白っぽいダンと暗い色のダンが乗っている。ちょっと難しい状況で、結局このライズには対応できなかった。暗くなってからクロモンエグリが飛び始めたので、ピューパパターンを流すと30オーバーのニジマスがヒットした。ネットの中に収まったマスの口元を良く見ると見なれたものがついている。さっき切られたフライだ(笑)。でもせっかくフライをはずしてあげたのにストマックからは何も出てこなかったのが寂しかった(笑)。 ペリカンさん、ケンさん、大野さんお疲れ様でした。そろそろ良いハッチにあたりたいですね。やっぱり早朝サービスの黒い確変台を狙いますか(笑)
|