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忍野釣行記 2002.03.15 |
今年の解禁は暑い!?
● 初ヒットはどこかで見たブラウン 今年もついに解禁の日がやってきた。去年同様、前日までに無理やり仕事を片付けて、フライも十分に巻けたとは言えないが、まあ何とかなるだろう。ということで、7時過ぎに自宅を出て先に出発したペリカンさん、yackさんを追いかけてリバーズエッジに到着すると、二人ともまだ大将と話しをしていた。「さすがに余裕があるねぇ」と大将に言われたが、心の中では早く釣りをしたくてしょうがなかった(笑) 今年は残念なことにフィッシャーマンズテラスが店を閉めてしまい駐車場も使えなくなたので、車を村営駐車場に停めて「忍野は空気が違うねぇ」などとまだ余裕のふりをしながら支度して川岸を歩き始めるが、3人ともいつのまにか駆けるようにしてでホテル前に向かっていた(笑)。それにしても今日はちょっと歩いただけで汗ばんでくるほど気温が高い。後で大将に聞いたら20度を超えていたそうだ。
ホテル前はすっかり雪もなくなり、枯れたアシの間に緑の草が生えてきていて、すっかり春らしくなっていた。が、水中ではまだ魚の活性が上がっておらず、何匹かが水底にへばりついている以外は姿が見えない。時計は10時近くなっており、ちょっとだけコカゲが出ていたのでコカゲパターンのドライフライを流すが反応が全く無い。やっと1匹だけ中層に浮いていたニジマスを見つけて今度はニンフを流すと、水草の陰から別の魚が出てきてフライをくわえた。今年の忍野の初ヒットだ!ちょっと慌てながら合わせると結構手応えがある。ネットに入った魚の姿を見て納得。去年も何回か釣った40近い黄色いタイプのブラウンだ。 ● ヒレピンのマスは健在 この後流れ込みまで見ていったが、やる気のありそうな魚は見えなかったので、先に上流に向かったペリカンさんとyackさんを追いかけて、金田一に向かうが人が多くて入る場所が無い。2人はイワナ御殿にいたが入る場所が無かったので、中州の方に回って底に沈んでいたニジマスをニンフで攻めて型は小さいが綺麗なヒレのニジマスを何匹かヒットした後、上流の大きな木の根元でもう1匹ニジマスを追加したところで、2時を回っていてお腹が空いてきたので3人で昼飯にする。
● ニンフ禁止!? 一旦村営駐車場に戻り道具を車において、すぐ近くのペリカンさんのお薦めの蕎麦屋に行き、あまりに暑いので冷たい蕎麦を食べる。まさかこの時期に冷たい蕎麦が欲しくなるとは思わなかった(笑)。食べている間にいつものように釣りの話しになり、今日はどういうわけか私が攻撃目標となり、ニンフ禁止にしなきゃだめだよ、と言われてしまう。確かにニンフを使うことが多いのは分かってるけど、今日みたいにライズが無い日はねぇ、と内心苦笑い。 3時を回って蕎麦屋を出た後、yackさんは茂平橋のヤマメにはまり、私はペリカンさんと吊り橋の下流を歩いていると、今日は仕事のはずの佐野さんが登場。夕方だけ来るかもしれないと某所に書いてあったので、やっぱりなと私はニヤリとしてしまった(笑)。今年もよろしくと挨拶した後、佐野さんとペリカンさんは下流に向かい、私は一人で散発なライズを狙う。コカゲパターンをいくつか使ううちにノーハックルに出たが空振り。オナシの姿も見かけたので使ってみるとすぐにチビマスがヒット。でもフライのサイズが#20だったのでコカゲと思って出たのかもしれない。とりあえずドライで1匹取れたので満足して、底の方で釣ってくださいと誘ってるようなマス達をニンフで狙うとすぐにヒット。ちょうどそこに、またニンフで釣ってと言いたげな顔をしながらペリカンさんとyackさんがやってきた。もうちょっと早ければドライで釣ってるところを見せてあげられたのにね(笑) 時間が5時近くなっていたのでそろそろイブニングの場所に移動することにする。やはり実績のあるポイントということで自衛隊橋に行く。かなりの人が入っていたが、しばらくすると上がる人も出てきたので、橋の上下に別れ空いた場所に入る。いつものようにペリカンさんがフライング気味にフライを流し始めると、すぐにヒット。私も同じフライを結び流すが、出るには出るがヒットしない。対岸のyackさんも空振りが多い。今年もチビマスが多いようだ。6時を回って暗くなってくるとアダルトが飛び始めたので、フライを変えるがやはり空振りが多い。そんななかチビマスと30くらいの良型をヒットして、解禁日の釣りは終了。 去年の解禁日と同じでライズが無くて渋いスタートとなったが、ニンフに甘いのにすくわれて何匹か釣れた感もあったが、まずまず満足のいく一日だった。 ペリカンさん、yackさん、佐野さん、お疲れ様でした。今シーズンもよろしくです!! |