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忍野釣行記 2001.06.30 |
普通の1日
● 体調不良につき釣りの調子も 極楽ホテル釣行から2週おいてちょうど疲れも取れていいかと思っていたら、仕事の疲れのせいか前夜からお腹の調子が悪くなっていた。それでも釣欲には勝てるわけもなく、ちょっとふらつきながらも約束の7時前にはしっかり目が覚めていた。でも本当は時間に15分ほど遅れました。ペリカンさん、ごめんなさい(^^;; というわけでいつもより1時間早く出かけた割には体調が悪かったこともあって、ホテル前はコカゲの少しだけのハッチにドライで挑むもののノーヒット。イワナ御殿ではいつものイワナ達はライズをしていなかったので、底の方に沈んでいる魚をニンフで狙って3連続ばらし。しかもどれも30オーバーの良型というおまけ付き。金田一では、ここも少しだけのコカゲのハッチとユスリカへのライズを尻目に、やっとビートルで1匹だけゲット。橋の近くでニンフを沈めたがかなり反応が悪い。今日はホテル前、金田一ともにいつもの土曜日に比べたら半分以下の人出にもかかわらず、これだけ反応が悪いのはもう夏モードに入っているからだろう。 ホテル前に戻っていったペリカンさんとは逆にちょっとだけ上のほうに様子を見に行きたかったので、中州のポイントまで行って、ニンフで2、3ヶ所ポイントを攻めるが、ここだけは人が多くていいところは全部入られていたので、そそくさとホテル前に戻り、S字のほうにいるいしいちさんと合流すべく、車で村営の無料駐車場に向かった。途中コンビニでお昼を買ってペリカンさんが出してくれたテーブルについて食べるが、何となくいつもよりちょっとだけ会話のノリが悪い。私はまだ体調が悪かったのが響いているのだが、ペリカンさんも思うような釣りが出来てないこともあるのだろう。
● いつものブラウンは今日は 昼飯をすませてS字に向かうと、いしいちさんが対岸をドライで狙っていた。まだコカゲが少し出ているようだが、なかなか苦労しているみたいだ。ペリカンさんもドライで対岸を狙い出したので、私も近くで見ていたがライズがあまり見えなかったので、上のほうを様子を見に行くことにする。 吊り橋から茂平橋までは人が一人も入っておらず、土曜日としては信じられない光景だ。でもライズもほとんどなく、実は7月の暑い日にはこれが普通だったりする。茂平橋の上もライズはなく底に2、3匹魚がへばりついているだけだ。今日は魚もやる気が無いのかな。そんなことを思いながらぶらぶらとテニスコートの角に行くと、早瀬の底にいつものように良型が沈んでいる。底もの用のニンフを鼻先にぶつけるように流すが、反応が悪い。いや悪いどころかフライを避けている。こんなやつは多分ミッジピューパでも流さないとダメなのだろうが、それじゃあフライが見えなくてあたりが取れない。手は無いことは無いが... 今度試してみるか。 というわけで、またぶらぶらとしながら江戸や釣堀の所まで来てしまった。折角だからちょっと遊んでいくかと、目立つ色合いのニンフを流すと横からすっ飛んできたヒレ丸のニジマスがヒット。まあこんなところだよね、ここはと思いながらまた流すが、次が続かない。ここもかなり攻められてすれてきているようだ。 そろそろ下に戻ろうとしてテニスコートの角の水中をまた覗くと、さっきは見えなかった40クラスのブラウンが流れに出てきていた。おっ、いつものヤツじゃん、いただきと思いながら。ニンフを流すが反応しない。結局20回近く鼻先を通してやっとヒットした。やはり以前釣ったやつと同じようだが、一回り大きくなって手ごわくなっている。先が楽しみなブラウンだ。 ● 期待のオオフタオ、そしてイブニングは S字に戻った頃には、また雨がぱらつき出した。ハッチはコカゲに変わってアカマダラが少しだけど出ている。ペリカンさんといしいちさんはアカマダラは難しいといいながら、何匹かヒットしたあとのようだ。そろそろアレが飛び始めているのかと思いながら、2人と話していると「まだ5フタオだよ」という答え。雨の影響で少ないのかな。そうこうするうちに降ったり止んだりの中でだんだんと増えてきた。そろそろかと思ったがライズは奥のほうで2、3匹が散発に飛び跳ねているだけ。でも手前の浅いところに4、5匹の良型がスタンバっている。我慢できずにオオフタオパターンを流すと...
フライの真下まで見に来て引き返す。それもゆっくりと。これを3回ほど繰り返したところであきらめた。まったくここの魚はすれてきてしまっているのだ。他を探さなくては。
また何時の間にか雨がぱらつき出して、このまま今日は何も無いのかなと思いながら、イブニングもここでといういしいちさんを残して、たまには上のほうでとペリカンさんと茂平橋のほうに向かう。ペリカンさんはそのままイブニングの態勢に入り、私はさらに上のほうに向かう。と、流れの中に見えていた魚が増えていた。この時間帯は日中隠れているヤツらが出てくるようだ。フライを流しても反応しないヤツもいるが、中にはあっさりくわえるヤツも。それもなかなかの良型のニジマスだった。とりあえず今日も30オーバーを何匹か取れたので満足し、ペリカンさんのところに戻って私もイブニングの態勢に入る。が、ライズは少しあるものの何が流れているか分からない。ペリカンさんによると#22くらいのアカマダラに似たスピナーだという話し。でもスピナーパターンへの反応は悪い。ボディが細いかずんぐりしているかが気になるが確認できない。そうこうしているうちに#16のダンも流れ出したようだ。私はそれが分からなかったので、#22の方に絞りFニンフを流すと2、3回反応があった。
梅雨の最中だというのにすっかり夏モードの、何も無い普通の忍野の一日となってしまった。これが普通だということは良く分かっているが、このところ毎週何かがあっただけに、まったく物足りなく感じてしまうのは贅沢というものだろうか。 ペリカンさん、いしいちさん、お疲れ様でした。あいにくの天気でお目当てのケニスはおあずけとなってしまいましたが、来週こそはケニス日和に当たりたいものですね。 |