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忍野釣行記 2001.06.09

今日のイブニングは?
 
 釣行日   2001.06.09  時間  10:30−19:30
 場所  ホテル前からS字  天気  曇り 
 気温  20−15℃  水温  13℃くらい
 水況  平水  対象魚  ニジマス、ヤマメ、イワナ、ブラウンなど   
 ロッド  Scott SES854  リール  MARRYAT MR7A
 ライン  WF4F ULTRA3  ティペット  6X
 フライ  ビートル、タコ、オナシ、アカマダラなど    釣果  ニジマス(3)

● ビートルで菱マス

先週あれだけ濃いイブニングを体験すると今日はどうだろうかといやがうえにも期待してしまうものだ。天気がもう一つなのをちょっと気にしながらいつものようにリバーズエッジでローストビーフサンドを買ってホテル前から釣り始めることにする。先に来ていたいしいちさんの話では、日が高くなってから反応が良くなってきたらしい。が、私のフライにはいまいち反応が悪いので、一人で金田一のほうに向かうが、ここでも反応が良くない。ふと橋の袂を見るといつか見たのと同じフラシにマスをいっぱいキープしているやつがいる。半分八つ当たり気味にここまでしなくてもと思いながら歩いていると、ペリカンさんといしいちさんがやってきたので、一緒にイワナ御殿の方に行く。いつものイワナは同じ場所でライズしていた。二人はすでに空いた場所でフライを投げ始めていたので、私が攻めることに。ビートルを何度か投げると、頭の上を通ったときには反応しなかったのに、50cmほど横を流れたときに急に振り向いてフライをくわえようとした。慌てて合わせると手応えはあったが、空振り!「あっー」と思わず声が出て、ふと横を見るとペリカンさんが笑いながらこっちを見ていたので、私は引きつった笑い顔で応えた。

その後場所を移動して対岸をビートルで攻めていると、2mほど上流からひゅんっと飛んできたニジマスがフライをくわえるのが見えた。今度は綺麗に合わせて無事ランディング。35cmくらいの体高のある菱マスで、このところイブニング意外ではドライで満足に釣れてなかっただけに、これだけでも今日は来た甲斐のある1匹となった。

ちょうどその頃佐野さんも現われて何やら笑いながら話していた。行ってみると怪しげなフライの情報交換をしていて、佐野さんが本栖で使うセミフライを引っ張り出して、キャストし始めた。さすがにこれにはバンクフィーダーも出ないだろうと思っていたら、反応が良い。しかも張り出した木の枝にぶら下がったフライに飛びつこうとしたのを見たときには、4人で大笑いしてしまった。でも良いこの皆さんは癖になるので真似しないでください(笑)
 


ホテル前

緑の濃くなった金田一


ビートルに出たニジマス

もう少し粘るという佐野さんを残して3人で上のほうに移動。今日もかなりの人が入っていて、ぶらぶらしながらS字まで行くとやっと空いてる場所が見つかったので、しばらく対岸を攻めていたが一度出ただけで反応が良くない。ペリカンさんといしいちさんもまた移動しようかと言うので下に戻ることに。途中二人と分かれてニンフを沈めてやっと2匹ほどニジマスを追加。そういえば今日は珍しくブラウンを釣っていない。テニスコートのほうに行ってないからかな。

● またまた熱いイブニング

4時近くなったので、このところ毎回入っているイブニングポイントに行き、2人と合流。ミッジにライズしているらしい渋いヤマメはほっといて、派手なライズを狙おうとモドキを流すが、見切られているようでフライの手前で戻ってしまう。モドキもスペントを用意しないとダメかな。しばらくしてオオフタオも飛び始めたので、流してみるがこれも見切られる。すれるのが早いねぇ!

そうこうするうちに6時を過ぎたあたりからライズが増えてきた。まずはこの時期一番怪しいアカマダラのスピナー、DDなどを流すが反応が悪い。水面にも何も乗ってないようだ。佐古さんが何とか1匹ヒットしたのでストマックを見ると#20くらいのFニンフとDD(これはアカマダラだろう)が少しと#22くらいのFニンフとDDがたくさん。それもFニンフのほうが多い。それでアカマダラのFニンフを流すが全然反応が無い。そのままこの日は終わってしまった。サイズが合わなかったのか流し方が悪かったのか、またまた手も足も出ないままのイブニングとなってしまった。あとからリバーズエッジに行って見てもらうと大きいほうはやはりアカマダラだけど、小さいほうは何だろうねと大将も首をひねっていた。

ペリカンさん、いしいちさん、今週も熱くなるイブニングでしたね。来週は極楽ホテルでますます熱くなりそうです!

佐野さん、次回もおもしろいフライ見せてくださいね(笑)