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忍野釣行記 2001.05.12 |
ヒゲナガの釣り方は?
● 賑やかな忍野 今日はいつものように8時に駐車場を出て東名に乗ったまでは良かったが、事故渋滞でいつもより1時間も余計にかかってしまった。時間がかかったこともあったが、リバーズエッジでは大将が大物をかけてバラしたときの話しに笑ってしまった。これが自分だったら1週間悔しい思いを抱えたまま眠れない日が続いたかもしれないが、人のことだと思うと、ましてや大将はまたおもしろおかしく話してくれるものだから、たまらない。後ろ髪を引かれる思いでフィッシャーマンズテラスの駐車場に着いて見ると、いしいちさんもあきもえさんも車が置いてあり、すでに釣り始めてるようだ。 早速仕度してホテル前に行くと、マスの姿も虫の姿も見えない。ペリカンさんがいしいちさんに携帯で連絡を取るとホテル前は良くなかったからということで移動。いしいちさんと合流してしばらくすると、いしいちさんが対岸からでかニジマスを引っ張り出していた。さすがだねぇ。次は私が沈めて35cmくらいのまるまると太ったニジマスをヒットしたが、ペリカンさんが粘って40cmちょうどのイワナをヒットし、二人がドライででかマスをヒットしたのに比べると、私はまだまだだ。途中で対岸をあきもえさんとやまさんが今から昼飯を食べに行くと通りかかったので、挨拶してまた後でと話した後に、ペリカンさんの知り合いの佐野さんが登場し、やはり対岸のイワナらしいマスを狙い出した。ロールキャストの正確さといい彼もただものではない。途中で私たちは移動してしまったが、あとから聞くと40クラスのブルックだったとのこと。やるねぇ。それにしても今日は釣りもだけど、知り合いがたくさん来ていて、たまにはこういう賑やかなのもいいものだ。
一度3人で釣り堀裏まで様子を見に行ったが、ペリカンさんといしいちさんは今日はドライへの反応が良いからとS字に戻って粘りそうだったので、私はそのまま底にへばりついたブラウンを狙ったが、釣れたのはニジマスのみ。さすがにかなりいじめられたようで反応が全くなかった。ブランを狙ってる途中であきもえさん、Toshiさんが来たのでしばらく話したが、あきもえさんはだめですねぇと言いながら、あとからかなりの良型をゲットしていたことが分かった。千曲の修行の成果が出てますね。 その後ぶらぶらと流れと人を眺めながらS字に戻ったが、ペリカンさんといしいちさんの姿が見えなかった。実はこのとき二人は忍野ネットを捕虫網にして下流で虫と戯れている最中だった。私も仲間に入れてよね(笑)いやいや忍野で使えない携帯を持ってる私が悪いのさ。というわけでS字でしばらくドライで粘ったがオナシは先週ほど反応は良くなく、他のフライへの反応もイマイチで、今回もまたまともな釣りは出来なくなってしまいそうだ。ちょっと滅入ったところに救いの神が登場。ちょうど角のところが空いたので入って見ると、手前のほうに黄色っぽい良型がうろうろしている。釣り堀裏のと同じようなブラウンが落ちてきたみたいだ。早速沈めて鼻先を流すとあっさりヒット。ヒレ丸だけどまあ満足。それにしても4月から3週連続でブラウンに助けられている。今年は当たり年かな。 ● 賑やかな忍野 そろそろイブニングも近くなってきたので、午前中に入っていた場所に行くとペリカンさんといしいちさんがスタンバっていた。車に一度戻って一枚重ね着した後、そこに戻ると奥に一人入っている。ペリカンさんの横に入って目の前の流れを見ると、木の枝が張り出した下に静かなライズリングが広がっている。先週見たのと同じパターンだ。マダラのDDを何種類か流すがちょっと反応があったのみ。やはりスピナーかな。奥に入っていたヤツは2匹ゲットしていた。ちょうどダウンで流せる位置も良かったに違いない。 暗くなってくるとヒゲナガが水面を走りだし、派手なライズも始まった。が、私の位置からはクロスに流す事になり、ラインが流れるとすぐにライズが止んでしまう。というわけで3回バラしたのみで今日は終了。ペリカンさんといしいちさんはイブニングもすっかり満足できたようだった。後からリバーズエッジでも話したが、ヒゲナガの釣りもこれだけすれてくると、ライズを狙ってデッドドリフトで流さないとだめのようだ。ちょっと認識を新たにしてからないといけない! また今日ペリカンさんといしいちさんは、私が上のほうでブラウンと遊んでいる間に、ネットが壊れるほどの勢いで虫取りをしていたようで(笑)、そのときの様子を聞くと、流れによってきっちり棲み分けていること、スカッドのサイズと色が予想とちょっと違っていたことなど、収穫の多い一日だった。 ペリカンさん、いしいちさん、お疲れ様でした。佐野さん、これからもよろしくです。
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