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忍野釣行記 2000.09.27 |
今年最後の忍野
● 今年最後の忍野に大集合 6時過ぎにペリカンさんと駐車場を出発し8時ちょうどにフィッシャーマンズテラスの駐車場に到着すると、すでに5、6台の車が停まっていた。平日にしては多いなと思っていたら、車の前に集まっていたフライマンの中にあきもえさんの顔が見えた。今日集まる人数を把握してなかっただけにちょっとびっくりした。国道138号線の温度計が11度になっているのを見て、こんなんに寒くなるともうシーズンも終わりだななどと思っていたが、今日はなかなか楽しい1日になりそうだ。 挨拶もそこそこにみなさん準備をしてホテル前に向かったので、私とペリカンさんも後に続く。流れを見るとライズはほとんど無く、水中にもマスの姿が少ない。気温が下がってきていただけに暑い時期とは違って活性が上がってるのを期待したのだが、ここはあまり変わらないようだ。MSCを2、3回流して反応が悪かったので徐々に上の方に上がって行く。ペリカンさんは流れ込みの先でちょっと粘っていたが、他の人はさっさと見切りをつけて上流に行ったようだ。 流れ込みでも反応が無かったのでペリカンさんと金田一に向かうと他の人達が思い思いのポイントに入っていた。そこでペリカンさんは橋を渡って対岸に、私は橋の手前のポイントに見えるマスをサイトフィッシングで狙うことにする。MSC、チビニンフなどを使うが反応はあるもののなかなかフライをくわえてくれない。THE-Oさんが通りかかったので、どうですかと聞くと渋いですねと言う答え。皆さん苦労しているようだ。気温が下がった分活性も低いのかな。 ● 渋い中でやっとヒット 橋の手前では反応が悪いままなので、対岸に渡りペリカンさんを見ているとヒット。続けてまたヒット。今日は最初は沈めて釣ると言っていたが、さすがにドライだけではなくニンフもうまい。私はちょっと上流に入り、またニンフを流し始める。他の人達はまた上流のほうに移動していった。さすがに動きが速い。いくつかニンフを変えて流しているとやっとヒット。20cmほどのニジマスだ。写真を撮るほどのサイズでもない。その後同じポイントで粘るが当たりはあるもののヒットしてくれない。どうも今日はホントに渋くてフライをつついているだけのようだ。 そうこうしているうちにペリカンさんの姿も見えなくなったので上流に移動する。が、ポイントごとに人が入っていて釣りが出来ない。また、いつも大物がついているポイントになぜか今日は姿が見えないなどと思っていると、浅瀬に40cmクラスのニジマスがいた。が、ニンフをいくつか流すと上流のほうに泳いで行ってしまった。後から聞いたところどうもペリカンさんがヒットしたヤツのようだった。 もう少し上流のいつもそこそこのサイズのマスが溜まっているポイントに行くと、ペリカンさんがすでに何匹かヒットした後だったが、横に入れてもらいニンフで狙うが、またまた反応が悪い。9月の始めにはここで何匹かヒットしたのだが。と思っているとまたまたペリカンさんが連続ヒット。何を使っているか聞くと、私が予想していなかったドライのパターンだった。今日は日中はコカゲかアカマダラしか頭に無かったのに、オナシがはらはらとハッチしている。まだまだ勉強不足だ。上流のほうを見るとあきもえさんがこちらを見ている。うーん、ペリカンさんとの差を見られてしまったか。でもあきもえさんがこけたところもしっかり見たから、おあいこか(笑) ● 秋はデカマスの季節? さらに上流に移動して堰堤下の分流のところに行くと、あきもえさんがすでに2匹ほどヒットしたからと場所を譲ってくれたので、流れを見ると、分流からの流れ出しにかなりのマスが入っていて、その中に40cmクラスとそれに近いのが2匹ならんで泳いでいるのが見えた。これは頂きかなとペリカンさんと話して、先にやらせてもらうことになり、手を変え品を変えするが、鼻先に流れているはずなのにピクリとも反応しない。またまた渋いぞ。でかいのならこっちにもいますよと言うあきもえさんの声に、分流の中を見てびっくりした。50cm近いのが1匹、40cmクラスが1匹、30cmクラスは5、6匹、流れの中に入っている。50cm近いのと40cmクラスはペアリングしてるようだったが、ニジマスの産卵は春だったような... それに上流に上る習性なんてあったけ!とにかく50cm近いのから狙ってみる。MSCには反応無し。チビニンフもダメ。そこでペリカンさんがアセルスで今日ヒットさせたのを思い出し、変えて流すと... どうも根がかりしたようで止まっている... と思ったら急に動き出した。えっ、あっ、と合わせるまもなく外れてしまった。その後他のマスも含めて2度と反応してくれなかった。 時計の針はすでに待ち合わせ時間の12時を過ぎていたので、フィッシャーマンズテラスに急いで戻ることにする。 昼飯タイムが終わると、他の人達は車ごと上の方に移動して行った。きっと釣り堀の方に行ったのだろう。名古屋軍団を含めておきもえさんたちは決断が早い。私とペリカンさんは午前中のデカマスをちょっとだけ狙おうと言うことで、歩いて堰堤下に入る。が、全く反応が悪いのでそのまま自衛隊橋から上流にあがることにする。S字から吊り橋にかけて散発のライズがある。ちょっとはで目のライズはオナシに対するものだろう。が、EHCの#16あたりを流しても反応が悪い。ペリカンさんと二人してそのまま茂平橋の方に向かうと、あきもえさんたちがいたので様子を聞くと、やはり渋いですねという答えが返ってきた。でもどうもToshiさんが尺ヤマメをヒットしたらしい。THE−Oさんもコンスタントにヒットしているようで、みなさんさすがだ。 私も最後だからドライで頑張ろうと思って流れを見ていると、貸し別荘横の対岸でヤマメらしいのが水面直下でうろうろしていた。そのころにはコカゲもちょっとだが出ていたので、流れてくるニンフを食べているのだろうと思いながら、とりあえずその時結んでいたEHCを流すと結構反応がある。これはいけるかもしれないと思い、コカゲのニンフ、DDなどあれこれ流してみたがヒットしない。すぐとなりでペリカンさんが釣っていたので、狙ってもらうことにした。さすがにロールキャストはおてのもので複雑な流れなのにすぐに狙ったポイントにフライが流れだす。が、なかなかヒットしない。やる気はあるがどうもスレているようだ。 ● 最後のイブニングはヒゲナガで 見きりをつけて上流を見に行くと、釣堀裏にかなりでかいのがいた。今日はこちらでもでかいのが出てきている。でもまったく反応無し。そろそろ暗くなってきたので、イブニングの場所を探しに下流に移動する。ペリカンさんとあきもえさんの3人で自衛隊橋まで行ってみたが、どうも芳しく無さそうだ。あきもえさんは車が釣り堀の駐車場なので上流のほうに戻って行った。ペリカンさんは自衛隊橋の真下に入ってヒゲナガを待つという。私は自衛隊橋のちょっと下流のプールの様子を見に行き、モコっとしたライズを見つけたのでミッジでちょっと狙ったが反応が無かったので、ペリカンさんのところに戻り隣に入れてもらう。 しばらくして暗くなったころに、白っぽくて大きなカディスが飛び交い始めた。ヒゲナガだ。がライズはまだ始まらない。ペリカンさんはピューパパターンですでに何匹かヒットさせている。私はピューパを用意していなかったので、色が似ているMSCを流すが反応無し。オナシに続いてまたまた準備不足に泣いてしまう。そうこうしているうちに派手なライズが散発だが始まったので、EHC#10を手前のライズに流し込むと... ピックアップしようとしたところでヒット!やった!型もなかなか良い。最後の最後でやっとドライでゲットできた。その後はまったく見えなくなるまでEHCを流し続けたが反応はあるがフッキングしないまま終了。橋の横に上がり自販機を見るとヒゲナガがいた。それとまさかと思ったがケニスもかなりついていた。自衛隊橋下流のモコっとしたライズはケニスだったのかもしれない。 今日は涼しくなって釣りやすいだろうと言う油断と準備不足のために不本意な結果に終わってしまった。このまま来年の3月まで待たなきゃいけないかと思うと、ちょっとやりきれない思いだ。でもまあ今年の反省を生かせば来年はもう少しは上手く釣れるに違いない。 ということで、シーズン終盤に忍野に集まったみなさん、釣りに夢中になってあまりお話できませんでしたが、また機会があればご一緒してください。Old-Riverさん、長良川には一度おじゃまさせてください。ちょっと防寒対策とロングキャスト対策を練っておきます。ますぴょんさん、スモークの話などありがとうございました。私もシーズンオフには挑戦して見ます。あきもえさん、集合写真他、沢山の写真撮影ご苦労様でした。なんだかんだと言いながら結構釣ってましたね。 |